2012 Fiscal Year Annual Research Report
股関節シュミレーターを使用した各種超高分子ポリエチレンの摩耗特性の検討
Project/Area Number |
22591691
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Research Institution | Tokyo Medical University |
Principal Investigator |
山本 謙吾 東京医科大学, 医学部, 教授 (10246316)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
正岡 利紀 東京医科大学, 医学部, 講師 (70256270)
宍戸 孝明 東京医科大学, 医学部, 准教授 (70266500)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 人工股関節 / ポリエチレンライナー / 股関節シュミレーター |
Research Abstract |
10週間のSoaking Calibration後、股関節シュミレーター(SWM-12)摩耗試験開始後の各ライナー摩耗量は0-1.0/million cycles (以下Mc)までにおいて3.5mm厚高架橋PEライナー(HXL3.5)は32.0±14.1 mm2/Mc、3.5mm厚0.1%Vitamin-E添加高架橋PEライナー(VE-HXL3.5)は平均±SD:69.3±20.1 mm2/Mc、4.0mm厚0.1%Vitamin-E添加高架橋PEライナー(以下VE-HXL4.0)は平均±SD:59.7±8.7 mm2/であった。すなわち0.1%Vitamin-E添加群が非添加群に対し約2倍の摩耗量であった。1-5Mc間の平均摩耗量はVE-HXL3.5 :39.0±11.5 mm2/Mc、VE-HXL4.0:28.6±7.1 mm2/Mc、HXL3.5の同1-5Mcにおける平均摩耗量28.8±4.1mm2/Mcに対して優位性を認めなかった。摺動面White Interferometer計測でSa(Average Surface roughness)はCoCr骨頭側は0Mc時平均3.9nmであり3群の有意差は見とめず、1Mc以降5Mcまで平均3.1nmに低下。PEライナー側(各N=6)では0Mc時平均Saは①HXL3.5:796.79nm、②VE-HXL3.5:685nm、③VE-HXL4.0:711nm。1Mc時において各々①197.2nm ②221.4nm ③195.8nm、5Mc時各々は、①134.9nm ②141.0nm ③128.5nmであった。上記結果においてUHMWPEにVit-Eを添加し成形、75kGyを照射し作成した VEHXL群の耐摩耗性が非添加群に対し耐摩耗優位性を示せなかった要因としてVit-E混入後の照射においてPE架橋が不十分な可能性が示唆される。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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