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2012 Fiscal Year Annual Research Report

腎移植患者におけるテーラーメード免疫抑制のモニタリング

Research Project

Project/Area Number 22591805
Research InstitutionTokyo Women's Medical University

Principal Investigator

水谷 一夫  東京女子医科大学, 医学部, 助教 (20303612)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 加藤 真史  名古屋大学, 医学部附属病院, 講師 (10362229)
清水 朋一  東京女子医科大学, 医学部, 助教 (60307593)
Project Period (FY) 2010-04-01 – 2013-03-31
Keywordskideny transplant / mRNA / 糸球体硬化 / 献腎移植 / 生体腎移植 / 抗体
Research Abstract

本研究の目的は各種サイトカインや抗体の測定を行うと同時に患者リンパ球にex vivoで刺激を加えてmRNAの変化を測定し、患者の免疫状態のモニターを行い、その結果を用いてテーラーメードの免疫抑制両方の開発を行うことである。
協同研究者の研究体制の変更により検査の一部施行が不可となり、現在までに施行された検査結果と臨床データに病理学的解析を加えた。
生体腎移植は献腎移植と比較し病理学的な障害は少なくドナーの腎機能がよいが、両腎移植ともに病理学的障害が進むにつれ退院時eGFRは低下する傾向が見られた。退院時eGFRと各病理学的スコア間では平均eGFRは生体腎移植と献腎移植どのスコアによっても有意差(p<0.01)があり、その差は14.6-23.3 (平均16.5 ml/分/1.72m2)であった。この差は献腎移植における死線期から祖血・再還流にいたる一連のプロセスの影響である可能性が示唆された。腎移植患者の退院時eGFRとRemuzzi Gらの評価方法を用いた1時間生検の結果には関連があり、特に1時間生検の糸球体硬化の程度が移植腎機能の予後に大きな影響を与える(p<0.05)ことが示された。
移植時の1時間生検を検討することにより移植後の腎機能の推察ができる可能性が示され、この結果とRNAの検討の結果を加えることでより有効に移植腎の活用ができる可能性が示された。

Current Status of Research Progress
Reason

25年度が最終年度であるため、記入しない。

Strategy for Future Research Activity

25年度が最終年度であるため、記入しない。

URL: 

Published: 2015-05-28  

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