2012 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
22591810
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Research Institution | Nagasaki International University |
Principal Investigator |
田中 宏光 長崎国際大学, 薬学部, 准教授 (10263310)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
和田 守正 長崎国際大学, 薬学部, 教授 (20220965)
藤本 京子 長崎国際大学, 薬学部, 助教 (50435137)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | Sperm / Testis / Infertility / Spermatogenesis / Germ cell |
Research Abstract |
私たちは、マウスを用い精子細胞特異的遺伝子の機能不全が雄性不妊症の原因であることを明らかにしてきた。また、同定してきた不妊症原因遺伝子について、そのヒトゲノムDNAの一次構造を男性不妊症群と妊孕性確認群の2つの集団で解析を進めた。その結果、原因不明の男性不妊症患者のうち1割以上の原因と考えられる男性不妊症関連SNPs(Single Nucleotide Polymorphisms)および遺伝子変異を明らかにしている。 本研究では、これらに関して迅速な遺伝子診断キットを作成し、臨床研究を進め、3年で実用キットとして確立したい。一方で多岐にわたる男性不妊症患者の原因を明らかにするための研究を進め、SNPs診断キットに順次加える。また、男性不妊症マーカーと考えられるタンパク質の解析を進め、その同定を行い分子生物学的解析を進める。 本年度は、日本人男性に多く見出される精子特異的遺伝子上のSNPsに関して生化学的解析を進めた。その結果、エネルギー代謝に関与する精子細胞に特異的に発現するアイソザイムの2つの遺伝子に存在するSNPsによって、遺伝子産物の酵素活性が低下すること、さらにそのSNPをもつ男性不妊症患者の精液中のるアイソザイムの酵素活性が低下することを明らかにし、国際科学雑誌に報告した。さらに、男性不妊症に関係するSNPsを容易に同定できる反応系を用い、非侵襲的に男性不妊症原因を診断できる臨床応用について、臨床現場での手続きと方法検討した。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(9 results)