2012 Fiscal Year Annual Research Report
自己組織を利用した欠損組織修復と血流回復を目指した新規新生児外科治療戦略
Project/Area Number |
22591818
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Research Institution | Tokyo Medical and Dental University |
Principal Investigator |
久保田 俊郎 東京医科歯科大学, 医歯(薬)学総合研究科, 教授 (50126223)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
森田 育男 東京医科歯科大学, 医歯(薬)学総合研究科, 教授 (60100129)
尾林 聡 東京医科歯科大学, 医歯(薬)学総合研究科, 准教授 (10262180)
須藤 乃里子 東京医科歯科大学, 医歯(薬)学総合研究科, 助教 (30611058)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 再生医療 / 血管再生 / 血管内皮前駆細胞 |
Research Abstract |
新規新生児外科治療戦略として自己組織を利用した欠損修復と血流回復を目指し、自己組織由来生体材料の開発と評価、治療モデルの作成と評価について引き続き行った。 まず前年度に開始した下肢虚血モデルマウスの作成と生体外で作成した血管の移植、評価をおこなった。 次に、作成したマウス下肢虚血モデルの虚血状態の安定性に幅があることが判明したため、n数を増やしてマウス下肢虚血作成手技の安定を図った。下肢虚血の評価はカラードプラーにて行った。 作成した下肢虚血マウスに血管内皮前駆細胞単独で作成した毛細血管が付着すしている羊膜シート、血管内皮前駆細胞とワルトンゼリー由来間葉系幹細胞で作成した毛細血管が付着している羊膜シートとコントロールとして羊膜シートのみを移植し、カラードプラーにて、移植後1日目、3日目、5日目、7日目、10日目、14日目、21日目、28日目に撮影を行い、血流状態の回復について検討した。これらのデータからOEC+WJCの毛細血管シートを移植した群がより早期に血流回復する傾向を認めた。また移植後14日目、28日目の時点で移植部位の病理標本を作製し、免疫染色を行って、移植血管と既存血管の融合部位の探索を行ったが、融合部位を明らかにすることが出来なかった。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(2 results)