2012 Fiscal Year Annual Research Report
妊娠高血圧症候群の病因・病態および遺伝・環境交互作用の解明と遺伝子型別介入研究
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22591842
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Research Institution | National Institute of Radiological Sciences |
Principal Investigator |
小橋 元 独立行政法人放射線医学総合研究所, 企画部研究倫理企画支援室, 室長 (60270782)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
羽田 明 千葉大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (00244541)
水上 尚典 北海道大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (40102256)
山田 秀人 神戸大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (40220397)
杉森 裕樹 大東文化大学, スポーツ健康科学部, 教授 (20276554)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 妊娠高血圧症候群 / 遺伝子多型 / 疫学 / ストレス / 相互作用 / 周産期 |
Research Abstract |
1.妊娠前・妊娠中の生活習慣・環境、ストレス、ソーシャル・サポート、エゴグラムなどの情報収集およびDNA抽出・タイピングを行った。タイピングの対象となる遺伝子多型については、妊娠高血圧症候群の域にとどまらず、炎症、免疫、糖代謝、放射線、フリーラジカル関連などの、必要と考えられる様々な疾患や病態に範囲を拡大して、情報交換、資料収集、文献のレビューを行っている。 2.妊娠女性に対する介入要因として重要な「妊娠中のストレス」に関する評価指標開発を目的としインタビュー研究から得られた、育児不安に関する項目、経済的問題に関する項目、職場などで先輩女性の理解不足、住居に関する問題、妊娠合併症に対する不安やそれに対するフォロー体制に関する項目を用いて、妊娠中のストレス評価を、新たな質問調査項目として加えて継続している。 3.アンジオテンシノーゲン遺伝子型タイピング結果を用いた介入研究に関しては、妊娠中のストレスに対する介入の割付と具体的な評価において、解決すべき課題が見つかったために、今後新しく傾向スコア等を用いた解析法を導入する必要性が示唆された。 4.一般集団のPIH発症率を推定するために、妊娠・分娩に関する情報(妊娠分娩異常、産科出血などのさまざまなアウトカムや、母体搬送状況、さらには児の発育状況、疾病罹患状況なども含むなども含む)、を収集・登録するフォーマットを作成した。今後、このフォーマットを用いた地域登録を開始する。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(6 results)