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2012 Fiscal Year Annual Research Report

細胞アレイによる卵巣癌抗癌剤効果予測システムの構築と分子標的薬の探索

Research Project

Project/Area Number 22591865
Research InstitutionKeio University

Principal Investigator

津田 浩史  慶應義塾大学, 医学部, 講師 (00423880)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 三木 義男  東京医科歯科大学, 難治疾患研究所, 教授 (10281594)
Project Period (FY) 2010-04-01 – 2013-03-31
Keywords上皮性卵巣がん / TC療法 / 効果予測 / トランスフェクションアレイ
Research Abstract

上皮性卵巣癌では、初回手術後、TC療法(CBDCA+PTX)が施行され、大半の症例では臨床的寛解が得られるが、その多くの症例は再発をきたす。本研究では、上皮性卵巣癌の標準化学療法であるTC療法の効果を予測できる遺伝子を決定した。上皮性卵巣癌で初回手術後に評価可能病変を認めTC療法を施行した24症例で、TC療法の効果を予測できる200遺伝子をスクリーニングし、そのスクリーニングした遺伝子のうち155遺伝子によりsiRNAの設計をしトランスフェクションプレートを作成した。トランスフェクションプレート上で、CDDP、PTXに耐性のTU-OS-4細胞を10000個を播種し、CDDP、PTX濃度を各13uM、45nMで48時間暴露してCell Counting Kit-8にてIC50を算出した。そしてTC療法細胞死阻害遺伝子およびTC療法細胞死誘導遺伝子を選別した。さらにトランスフェクションプレートを構成した155個の遺伝子により、カスタムアレイ(発現解析)を作成した。上皮性卵巣癌で初回手術時に評価可能病変を認めたTC療法を施行しCRであった症例6例NC/PDであった症例7例を新たに集積し、作成したカスタムアレイを施行し、各遺伝子の効果を予測できる精度を算出した。TC療法細胞死阻害遺伝子およびTC療法細胞死誘導遺伝子を選別した。TC療法でCRかNC/PDを判別できる精度を、各遺伝子毎にROC曲線を作成して検証したところ15遺伝子でROC曲線のAUC>0.7となった。

Current Status of Research Progress
Reason

24年度が最終年度であるため、記入しない。

Strategy for Future Research Activity

24年度が最終年度であるため、記入しない。

URL: 

Published: 2014-07-24  

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