2012 Fiscal Year Annual Research Report
喉頭挙上筋障害時における残存筋機能制御様式の変化に関する研究
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22591913
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Research Institution | Kyoto Prefectural University of Medicine |
Principal Investigator |
馬場 均 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 客員講師 (30360035)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 耳鼻咽喉科学 / 咽頭科学 / 嚥下 |
Research Abstract |
嚥下障害には様々な障害パターンが存在するが、そのうち喉頭挙上障害に主に起因する嚥下障害患者に対しては、保存的治療だけで改善が見られない場合、喉頭挙上術の適応となる。本研究代表者の実際の診療においても喉頭挙上術を積極的に行なっているが、その適応については個々の術者の経験による判断が主であり十分なエビデンスは得られていない。 本課題においては、喉頭挙上運動に関与する筋群の神経支配様式の解明と、喉頭挙上筋の部分障害時に残存筋機能を制御する神経回路における変化についての研究を行い、喉頭挙上術の有効性についての理論的背景を明らかにすることを目的とする。 研究1.喉頭挙上関連筋群の神経支配様式に関する検討 マウスオトガイ舌骨筋および甲状舌骨筋を支配する運動神経細胞の局在の確認と、上位中枢からの投射経路を神経トレーサーを注入し確認した。上位中枢からの投射の追跡を行ったが、運動神経細胞との連絡を確認するに至らなかった。 研究2.喉頭挙上障害の嚥下機能に与える影響とその代償に関する研究 研究1の結果を元にオトガイ舌骨筋に代表される舌骨上筋群障害時の、喉頭挙上に重要な役割を担っている舌骨下筋群の一つである甲状舌骨筋による代償機構の解明を試みた。舌骨上筋群を切断したモデルマウスを作製し、対照群との体重増加率を比較した。一部のモデルマウスは体重増加を示したが、対照群に対し有意な増加率を示し、代償機構を証明するには至らなかった。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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