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2010 Fiscal Year Annual Research Report

敗血症病態における画像を用いた生体内熱エネルギー動態と生体内代謝動態の可視化

Research Project

Project/Area Number 22592024
Research InstitutionNippon Medical School

Principal Investigator

佐藤 格夫  日本医科大学, 医学部, 助教 (30409205)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 平川 慶子  日本医科大学, 医学部, 助教 (30165162)
増野 智彦  日本医科大学, 医学部, 助教 (00318528)
横田 裕行  日本医科大学, 大学院・医学研究科, 教授 (60182698)
Keywords敗血症 / 全身炎症性反応症候群 / 発熱 / エネルギーリン代謝 / 代謝動態 / 磁気共鳴画像
Research Abstract

敗血症は感染によって引き起こされた全身性炎症性反応症候群(SIRS)であり、敗血症の病態には感染に対する自己防衛機構が大きく関与する自己防衛機構として、神経内分泌系反応や免疫炎症反応の賦活が関与し、その結果代謝動態に大きな変化が認められる。そのエネルギー代謝は著しく亢進し、蛋白代謝は異化に傾き筋蛋白の崩壊が起きるとされる。体内で産生される熱エネルギーは個々の細胞レベルでエネルギー産生に関与しているが、主には肝、脳、骨格筋など深部器官であると考えられている。また、敗血症の病態における生体内代謝変化動態は詳細に分かっていない。
本年度はラットにおける敗血症モデルの確立のため、持続吸入麻酔科におけるLPS投与に対して、持続モニタリング(パワーラボに集積)し、肝、直腸、筋肉などにおける深部体温も同時にモニタリングを行った。LPS20mg/kg量では致死的となることがあり、LPS10mg/kgの投与量で検討した。500μg/kg、1mg/kg程度では血圧変動が生じなかった。発熱に関しては、他文献で認められるような有意な上昇を得ることが困難であった。代謝動態により焦点を当てての検討とともに、エネルギー状態に関連するリン代謝などを行っていく予定である。また、in vivo MRI画像による解析のために、MRI装置の条件設定などを行った。肝臓におけるMRI画像撮影が可能となった。また、経時変化としてのMRSも解析可能となることが可能となり、来年度の実験焦点へと以降することが可能となった。

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Published: 2012-07-19  

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