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2011 Fiscal Year Annual Research Report

敗血症病態における画像を用いた生体内熱エネルギー動態と生体内代謝動態の可視化

Research Project

Project/Area Number 22592024
Research InstitutionKyoto University

Principal Investigator

佐藤 格夫  京都大学, 医学研究科, 講師 (30409205)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 平川 慶子  日本医科大学, 医学部, 助教 (30165162)
増野 智彦  日本医科大学, 医学部, 講師 (00318528)
鈴木 崇生  京都大学, 医学研究科, 講師 (40328810)
小池 薫  京都大学, 医学研究科, 教授 (10267164)
Keywords敗血症 / 全身性炎症性反応症候群 / エネルギー代謝 / 代謝動態 / 核磁気共鳴像
Research Abstract

敗血症は感染によって引き起こされた全身性炎症性反応症候群(SIRS)であり、敗血症の病態には感染に対する自己防衛機構が大きく関与する自己防衛機構として、神経内分泌系反応や免疫炎症反応の賦活が関与し、その結果代謝動態に大きな変化が認められる。そのエネルギー代謝は著しく亢進し、蛋白代謝は異化に傾き筋蛋白の崩壊が起きるとされる。体内で産生される熱エネルギーは個々の細胞レベルでエネルギー産生に関与しているが、主には肝、脳、骨格筋など深部器官であると考えられている。また、敗血症の病態における生体内代謝変化動態は詳細に分かっていない。
昨年度、in vivo MRI画像による解析のために、MRI装置の条件設定などを行った。本年度はラットにおける敗血症モデルとして、LPS 5mg/kgの投与量で検討し肝臓におけるMRI画像撮影を試みた。また、経時変化としてのMRSの時間的変化の解析を一部行った。LPS投与群と非投与群における肝臓でのin vivo MRSに違いをみることが出来た。また、in vivoのみならずin vitroにおける肝臓のNMR変化に対しても引き続き検討を行っている。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

LPS投与後のラットによる反応をin vivo MRSで撮影する際の、肝臓位置合わせなどの設定部位と画像獲得の微調整に難渋した。

Strategy for Future Research Activity

昨年度、LPS投与時の体温変化に関しては他の論文にみられるような体温上昇の見解が得られなかった。よって、もうひとつの主目的である代謝動態に着目を置いての検討とする。

URL: 

Published: 2013-06-26  

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