2012 Fiscal Year Annual Research Report
味覚神経回路と報酬系神経回路との相互線維連絡の形態学的解析
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22592041
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Research Institution | Kagoshima University |
Principal Investigator |
植村 正憲 鹿児島大学, 医歯(薬)学総合研究科, 教授 (00034215)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
薗村 貴弘 鹿児島大学, 医歯(薬)学総合研究科, 助教 (40347092)
岩井 治樹 鹿児島大学, 医歯(薬)学総合研究科, 助教 (30452949)
山中 淳之 鹿児島大学, 医歯(薬)学総合研究科, 准教授 (80343367)
古田 貴寛 京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (60314184)
松田 和郎 滋賀医科大学, 医学部, 助教 (80444446)
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Project Period (FY) |
2010-10-20 – 2013-03-31
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Keywords | 味覚 / 報酬 / 線条体 / 強化学習 |
Research Abstract |
本研究室のこれまでの研究で、味覚情報が、視床後内側腹側核小細胞部から扁桃体・線条体移行領域への投射が 相当数みられることを見いだした。線条体は近年、報酬に深く関わる「強化学習」の中枢として注目を集めてお り、ここに多量の味覚情報が入り込んでいることから、味覚を伝える神経回路は、直接的に報酬系神経回路と何らかの連絡している可能性が高いと考えられる。そこで、本研究では味覚神経回路の分枝であるVPMpc-ASt回路をより詳細に解析し、AStにおけるどのような細胞群と味覚神経回路が情報伝達するか、またそれらの情報伝達はその後、報酬系神経回路としてどのような遺伝子を発現し、またその先、どこへその情報を伝えていくかをより高次に探求することにより、「味覚」という一つの感覚 とそれによる強化学習のモデルを確立することを目指して研究を進めてきた。また味覚から報酬系を明らかにするだけではなく、報酬系から味覚の立ち位置を確認するために、中脳の腹側被蓋野(VTA)からの報酬系回路網の解析も行い、双方向的なデータが得られ、それらの結果を統合しながら解析した。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(6 results)