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2011 Fiscal Year Annual Research Report

ICタグを使った口内法IPの管理、および読み込み自動化の試み

Research Project

Project/Area Number 22592090
Research InstitutionNagasaki University

Principal Investigator

山田 敏朗  長崎大学, 大学病院, 診療放射線技師 (90380930)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 中村 卓  長崎大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 教授 (30172406)
木村 泰男  長崎大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 助教 (30253686)
田川 一夫  長崎大学, 大学病院, 診療放射線技師 (00380931)
KeywordsICタグ / イメージングプレート(IP)
Research Abstract

口内法IPをICタグで管理し、撮影時にIP(Imaging Plate)と撮影情報が一対一対応できるようにすれば、現在手動で行われている紐付け作業、部位の入力は自動化出来、人為的なミスはなくす事ができると考える。本研究でICタグによる口内法IPの管理システムの構築とIP読み取りの自動化を目指している。今年度は、昨年度に引き続き口内法IPの管理に用いるICタグの放射線、物理的影響の調査を行った。前年度は、比較的短時間での単項目に関する繰り返しのテストであったが、今年度は実際の撮影に用いて総合的な影響に関する耐久性の評価をした。
現在のところ、期間としては4ヶ月ほど経過している、撮影数とIPの枚数の関係から、1枚のICタグを張られたIPが1日に利用される回数は、2から3回である。利用回数にばらつきはあるが、回数的には200から250回前後になっている。今のところIPの傷で廃棄する物は出たが、ICタグの不具合は出ておらず良好である。
また、ICタグの記録方式についても検討を行っている。当初ICタグに利用回数を利用の度に書き換える方式とICタグの登録コードをPCに記録するだけの記録方式の2つを想定していた。しかしICタグの利用状態を全体的に把握するには利用状況をデータとしてPCに保管する必要がある。そうなると書き換え方式は、記録方式に書き換えのルーチンを付加した形になり、複雑化するため書き換え型の方式はやめて、PCの方でICタグの情報を読み取り記録するだけの方式としIP読み取り装置との連携を計画する。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

今年度は、前年度に作成したICタグの管理ソフトを利用した検証評価だったので順調に進捗している。また、当初ICタグの強度的不安もあったが、ICタグよりIPの強度の方が低いようで問題なく検証することが出来ている。

Strategy for Future Research Activity

口内法IPをICタグで管理することは、満足の得る結果を得られた。また、その耐久性も十分満足のいく物だった。引き続き耐久性に関した評価は継続して行う。
また今年度は、実際の診療に導入するためにICタグを利用して撮影オーダーと画像をひも付けするルーチンの作成を予定している。このルーチンと現在の診療システムと連携するためには、現診療システムの改造等が必要となるため、効率、コストを含めた連携方法、改造の検討を行う。

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Published: 2013-06-26   Modified: 2014-11-07  

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