2012 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
22592164
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Research Institution | Nihon University |
Principal Investigator |
川良 美佐雄 日本大学, 歯学部, 教授 (20147713)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小見山 道 日本大学, 歯学部, 准教授 (60339223)
飯田 崇 日本大学, 歯学部, 助教 (50453882)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | クレンチング / 機能的磁気共鳴装置 / 経頭蓋磁気刺激法 / 筋電図 |
Research Abstract |
本研究の最終的な目的は無意識なクレンチングが生じるメカニズムを脳科学の観点から解明し,その結果を用いてクレンチングを停止させる原因療法の開発を試みることである.本研究の計画段階ではtDCSを用いた行動実験を行い無意識下におけるクレンチング行為の抑制を検討する予定であった.しかしながら,先行して進めていたクレンチングに関する中枢でのメカニズムの解明を行う実験より行動実験を行う前段階として更なる検討が必要な事が判明し,機能的磁気共鳴装置および経頭蓋磁気刺激法を用いた実験を追加することとした.結果として機能的磁気共鳴装置を用いた実験からは短時間の歯の接触は脳活動に影響を及ぼさないこと,経頭蓋磁気刺激法を用いた実験からは継続的なクレンチング行為が運動野において脳の可塑性変化を引き起こす可能性があることが示唆された.現在これらの結果を参考に追加実験を行っている段階である.これらの結果を今後学会発表および国際誌への論文の投稿と進めていく予定である.
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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