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2010 Fiscal Year Annual Research Report

自己細胞移植による唾液腺再生マウスモデルの確立と臨床への応用

Research Project

Project/Area Number 22592224
Research InstitutionKumamoto University

Principal Investigator

平木 昭光  熊本大学, 大学院・生命科学研究部, 講師 (60404034)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 篠原 正徳  熊本大学, 大学院・生命科学研究部, 教授 (90117127)
Keywords唾液腺 / 再生・医学 / 細胞・組織 / 発生・分化
Research Abstract

唾液腺細胞の分化誘導に関連する重要因子の同定
Ca濃度1mMの培地を用いて、3種類の基質(コントロール、IV型コラーゲン、フィブロネクチン)上で培養し、培養液中に5種類の細胞増殖因子・サイトカイン(bFGF,FGF7,TGF-α/β,HGF)で刺激を行った。72時間後に下記項目について観察した。
形態的評価(1)腺様構造(分枝の長さ、分枝数、腺管数)の測定⇒bFGFとHGF刺激により腺管数の増加が見られ、IV型コラーゲンの基質上においてその傾向が強かった。(2)電顕にて細胞内小器官の観察。⇒基質上での培養や細胞増殖因子・サイトカインの刺激時に細胞内小器官が発達している傾向が見られた。
機能的評価(1)アミラーゼ・ムチン・アクアポリン発現の検索⇒アミラーゼの増加が見られたが、基質やの細胞増殖因子・サイトカインによる差異は明らかでなかった。
唾液腺細胞による三次元構築
三次元的な骨格として、ゼラチンスポンジ(スポンゼル【○!R】)、コラーゲンスポンジ(テルダーミス【○!R】)、マトリゲル【○!R】を利用した。前項目の結果から、基質としてIV型コラーゲンを用いて、これらの三次元骨格をコーティング処理した後に、唾液腺細胞を埋没させて培養を行い、bFGFとHGFにて刺激した。
培養液:1mM Caの無血清培地 三次元骨格:スポンゼル【○!R】、テルダーミス【○!R】、マトリゲル【○!R】 細胞外基質・細胞増殖因子・サイトカイン:bFGFとHGF
形態的評価((1)腺様構造、(2)電顕にて細胞内小器官の発達)や機能的評価において、細胞外基質・細胞増殖因子・サイトカインでの明らかな差異はなかったため、改めて検討予定である。

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Published: 2012-07-19   Modified: 2014-09-19  

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