2014 Fiscal Year Annual Research Report
倫理的問題解決能力測定尺度と能力育成CAI教材の開発
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22592369
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Research Institution | Shiga University of Medical Science |
Principal Investigator |
足立 みゆき 滋賀医科大学, 医学部, 教授 (20263494)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
渡邉 亜紀子 日本福祉大学, 看護学部, 准教授 (00362153)
村中 陽子 順天堂大学, 医療看護学部, 教授 (30132195)
井村 香積 三重大学, 医学部, 准教授 (00362343)
宮林 郁子 福岡大学, 医学部, 教授 (40294334)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 看護倫理 / 倫理的感受性 / 倫理教育 / CAI |
Outline of Annual Research Achievements |
研究進度の遅れを予定通りには修復することができなかったが、教材に反映するための基本的データの収集を行った。また初学者の私的倫理観ならびに看護者としての倫理観を形成するプロセス及び影響要因に関する分析・検討を行った。 私的倫理観形成には、個人の生活環境や基礎教育が大きく影響を及ぼしていた。同様に、看護師としての倫理観形成には私的倫理観を基礎にはしているが、それとは異なる価値観の形成により構成されており、相互補完的な関係だけではなく、判断状況によっては私的倫理観と対峙する倫理的意思決定が必要な場合もあった。 上記の点も含め、CAIコンテンツの再検討・改善を行った。 倫理的感受性測定尺度案についても、妥当性、安定性等の検証が不十分であるため、構成概念より再度検討を行い、引き続き信頼性・妥当性の検証及び確保に努めることが必要だと考える。 また、倫理原則に関する概念の理解によって倫理的状況における選好原則も異なるため、看護倫理教育における教授内容の精選等も課題として抽出された。
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Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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