2013 Fiscal Year Annual Research Report
看護コミュニケーションスキル育成プログラムの開発と教育実践
Project/Area Number |
22592412
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Research Institution | International University of Health and Welfare |
Principal Investigator |
村松 由紀 国際医療福祉大学, 保健医療学部, 教授 (10348097)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
森川 奈緒美 国際医療福祉大学, 保健医療学部, 助教 (20445125)
石井 祐子 国際医療福祉大学, 保健医療学部, 助教 (70611797)
藤田 京子 国際医療福祉大学, 保健医療学部, 准教授 (20406169)
樺澤 一之 大東文化大学, スポーツ健康科学部, 教授 (70095785)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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Keywords | 看護コミュニケーション / 対人スキル |
Research Abstract |
平成23年に厚生労働省より提示された「看護師に求められる実践能力と卒業時の到達目標」I群においてケアを実践する際に必要な基本的姿勢が目標設定された。本研究目的は、このI群の目標を枠組みとし本研究プログラム効果検証を図ることである。研究方法1検証内容:I群の①「対象者からの質問・要請に誠実に対応する」②「対象者に必要な情報を対象者に合わせた方法で提供する」2対象者:看護学生2年生(基礎実習と領域別実習前の学生 128名)3方法:演習終了後の感想シートを質的に分析する。4演習内容:1単元は講義1コマ・演習2コマで形成される。①「対象者からの質問・要請に誠実に対応する」は、大学事務職員との会話と実習場面を想定したロールプレイを行った。②「対象者に必要な情報を対象者に合わせた方法で提供する」は、60歳以上の地域住民を対象に健康教育を行った。倫理的配慮は、本学倫理委員会の許可を得,学生へは感想シートへの記述は自由意志と口頭で説明した。結果および考察①:日常同世代以外の人と接する機会が少ない学生は≪大人として誠実な対応ができた≫として、相手を思いやる言葉を発し、敬語を使用しながら相手の目をみて相手が話しやすくする場を作ることをあげていた。また、≪インタビューと会話の違い≫を認識し、社会的なコミュニケーションを形成するために自らの改善が必要であることを考えることができていた。②:≪専門用語を使わない説明≫≪発達段階を考慮する≫ことを理解し、意図的に関わる≪一般的会話と医療職の会話の違い≫を改めて認識していた。また、専門的なコミュニケーションをとりながら、対象者の生育背景を聞くなど社交的なコミュニケーションである≪本来の目的を達成するために必要な会話に気づく≫ことが必要であることを感じていた。以上の結果より、実習前の演習プログラムとして効果があることが検証された。
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Current Status of Research Progress |
Reason
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(2 results)