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2012 Fiscal Year Annual Research Report

潜在看護師復職教育プログラムの構築

Research Project

Project/Area Number 22592428
Research InstitutionKio University

Principal Investigator

神戸 美輪子  畿央大学, 健康科学部, 教授 (70300316)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 細田 泰子  大阪府立大学, 看護学部, 准教授 (00259194)
星 和美  大阪府立大学, 看護学部, 教授 (40290358)
Project Period (FY) 2010-04-01 – 2013-03-31
Keywords潜在看護師 / 復職 / 教育プログラム
Research Abstract

潜在看護師が復職するための実際的で有効な復職教育プログラムを構築することを目的とし、調査(1. 看護師個人を対象とした質問紙郵送調査、2. 病院看護部を対象とした質問紙郵送調査、3. 復職教育についてのグループインタビュー)の結果から、復職準備教育プログラム(実験群研修)を作成し、一般的な研修受講との比較検討を行った。
【研修について】実験群研修は、医療安全・フィジカルアセスメント(救急処置を含む)をテーマとして、受講者同士のピア・グループセッションを取り入れた。コントロール群研修は、一般的な内容である医療安全・感染対策について講義中心の研修とした。
【方法】潜在看護師29名を実験群(15名)、コントロール群(14名)の2群に分け、それぞれの研修を実施し、研修前後の質問紙調査、受講後のインタビュー調査を行った。調査内容は、看護実践力の自信や医療事故の不安、復職に向けた意欲、自己効力である。研修受講前後で実験群とコントロール群のこれらの項目の変化を分析した。インタビュー内容は質的に分析した。
【結果】2群で年齢や就業期間、潜在期間、研修前の復職の不安や自信等の全ての項目で差はなかった。それぞれの研修後で不安や自信等では2群間の差はなかったが、意欲の変化量は実験群に高い傾向がみられた。また、研修前後の個人間の変化についてみると、実験群では不安(p<0.05)、意欲(p<0.05)、自信(p<0.01)で差があったが、コントロール群では、自信(p<0.05)だけで差があった。研修の時間や学習の内容と理解、受講メンバーとの交流や研修の楽しさ、今後の研修受講の希望について全て肯定的な評価が得られた。研修1週間後のインタビューでは、復職へ向けて復職先を探す、学習への取り組みを始めたなど行動の変化を生じた人がおり、復職への力を得た、看護が好きだと実感できたなども語られた。

Current Status of Research Progress
Reason

24年度が最終年度であるため、記入しない。

Strategy for Future Research Activity

24年度が最終年度であるため、記入しない。

URL: 

Published: 2014-07-24  

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