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2012 Fiscal Year Annual Research Report

トランスパーソナルな視座からケアリングリタラシーを育む精神看護学教育の開発と評価

Research Project

Project/Area Number 22592429
Research InstitutionThe Japanese Red Cross Hiroshima College of Nursing

Principal Investigator

戸村 道子  日本赤十字広島看護大学, 看護学部, 教授 (00343682)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 稲岡 文昭  日本赤十字広島看護大学, 看護学部, 教授 (40151568)
Project Period (FY) 2010-04-01 – 2013-03-31
Keywordsケアリング / 精神看護学
Research Abstract

本研究の主要な目的は、ヒューマン・ケアリングを基軸とした看護学士課程のカリキュラムの中で、トランスパーソナルな視座にたつケアリング・リタラシー(Watson, 2009)を育む精神看護学教育の開発を目指すものである。研究1年目は、トランスパーソナルな精神看護学教育の精神性について、「個」を超えてより高次の次元での意識を持つように成長すること、支えあい生かされていることを認識するものと捉えた。そして、ケアリングリタラシーを育むため、看護学生の精神看護学での知を臨床実践の学習体験と統合し、「外部知覚の眼」「理知の眼」「真理発見の眼である黙想の眼」の3つの『眼』(伊藤,2002)を涵養することを目標として掲げた。さらにSchein(1999)の示した内面のプロセスを看護に応用し、精神看護学の臨床指導の方法のモデルとした。
研究2年目以降、教育モデルを活用し特に精神看護学実習において看護学生と患者、看護教員の関係性について、研究担当者らが看護教員と学生のカンファレンス、実習指導に参加し、上記認識の3つの眼の視点について観察し、実習指導指導者と意味づけを行った。教育モデル活用の具体的な実践例として、精神看護学講義、演習内容の見直しを追加した。精神看護学実習で、学生の個別の実践能力と課題に応じた学習への意識と動機付けの促進について、教員が「理知の眼」を刺激し、ポートフォリオとプロセスレコードで学生の感情の喚起を促し、自己理解を深め価値を見出すこと、また看護教員と学生との関係の中で、学生個々の個性を生かしたケアリングの実践体験を引き出しフィードバックすることから、、学生は同様に患者の個性を生かしその人らしさを慮る実践へと転化していた。自身の患者との関係の中から自信と希望、そして勇気が新たな学生の学習へのチャレンジとしての原動力となっていることが示されていた。

Current Status of Research Progress
Reason

24年度が最終年度であるため、記入しない。

Strategy for Future Research Activity

24年度が最終年度であるため、記入しない。

URL: 

Published: 2014-07-24  

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