2012 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
22592430
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Research Institution | The Japanese Red Cross Hiroshima College of Nursing |
Principal Investigator |
村田 由香 日本赤十字広島看護大学, 看護学部, 准教授 (20389125)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
新道 幸惠 日本赤十字広島看護大学, 看護学部, 教授 (30162796)
吉田 和美 日本赤十字広島看護大学, 看護学部, 助教 (90461342)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 看護師 / 看護師長 / エンパワメント力 |
Research Abstract |
本研究の最終目的は、看護師長が臨床看護師のエンパワメント力を促進する支援のあり方を検討することである。 本年度は3年間にわたる研究の最終年度であり、その第3段階として、質問紙を作成した。 1.平成23年度、24年度に実施した看護師・看護師長へのインタビューデータを質的に分析して、5つのカテゴリーを抽出した。その内容は、【看護ケアを創造する力】【チームワークを形成する力】【後輩を育成する力】【自分自身の能力を拡張する力】【ワークライフバランスを築く力】であった。この5つの特徴を持つ看護師のエンパワメント力は、上司や患者からの評価や職場環境など、看護師を取り巻く環境や個人の経験に影響を受けていることがわかった。これらのサブカテゴリーから臨床看護師のエンパワメント力を測定する項目を28項目作成した。 2.看護師のエンパワメント尺度の妥当性を検討するために、看護師のエンパワメント力と関連する看護師のNursing Work Index-Revised (以下、NWI-R)日本語版である労働環境尺度、松尾(2006)の経験に関する項目を参考にした仕事の中での経験に関する項目、Robitschek/徳川(2012)によるセルフリーダーシップに関する項目を尺度として活用し、質問紙を作成した。この質問紙を用いて、A県内の100床以上の総合病院36施設の臨床経験2年目以上の看護師で看護主任・係長を含む看護師を対象に調査を実施予定である。この調査結果から、看護師長が臨床看護師のエンパワメント力を促進する支援のあり方を明らかにする予定である。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(1 results)