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2010 Fiscal Year Annual Research Report

地域住民の災害看護力育成プログラムの開発

Research Project

Project/Area Number 22592431
Research InstitutionShikoku University

Principal Investigator

武田 道子  四国大学, 看護学部, 准教授 (40552097)

Keywords被災者 / 健康を守る活動 / 住民組織活動
Research Abstract

本研究に関する災害、災害看護、研究方法等に関する文献、書籍約20冊、論文約30編以上の文献検討および被災地における地域住民が周りの人々の心身の健康を守るため行った活動内容についてインタビュー調査を行った。対象は、地震災害の被災地において被災当時自治会長または防災会長、民生委員、ボランティア組織のリーダーなど10名の被災者および被災時すでに要援護者と判断される5名の被災者とした。同一のインタビューガイドに沿って、住民リーダーにはグループインタビュー調査を実施し、災害時要支援者には個別インタビュー調査を実施した。分析は、収集したデータを逐語録とし、コード化、カテゴリー化によって内容分析を3名の研究者で行った。分析の結果、7カテゴリーと28サブカテゴリーが抽出でき、全ての被災者を対象にした心身の健康支援、災害時要援護者に対する健康支援活動をすると共に、共助ではできないことを専門機関へ協力依頼していた。その活動を支えるために、リーダーが生まれ役割を発揮し、避難所などのコミュニティづくりを行ったうえで、住民の共助による健康を守るための住民組織活動が実践されていたことが明らかになった。
被災地住民が共助によって住民の健康を守る活動の実態が明らかになった。被災者が急遽英知を振り絞って、リーダーが役割を発揮してのコミュニティづくりやそのコミュニティ単位の健康を守る組織的な活動を、被災前の住民に伝え、災害時の備えに役立てるための看護者の必要性が示唆された。

  • Research Products

    (1 results)

All 2011

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 地域住民が被災時に行った健康を守る活動の実態調査2011

    • Author(s)
      武田道子
    • Organizer
      日本災害看護学会
    • Place of Presentation
      大宮ソニックシティ
    • Year and Date
      20110909-20110910

URL: 

Published: 2012-07-19  

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