2012 Fiscal Year Annual Research Report
糖尿病患者教育における臨床看護師のコーチングスキル尺度の開発
Project/Area Number |
22592449
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Research Institution | Ibaraki Christian University |
Principal Investigator |
直成 洋子 茨城キリスト教大学, 看護学部, 准教授 (70341998)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
前田 和子 茨城キリスト教大学, 看護学部, 助教 (70616440)
橋本 歩美 茨城キリスト教大学, 看護学部, 助手 (80616441)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 臨床看護師 / 患者教育 / コーチング / 積極的傾聴態度 / 糖尿病 |
Research Abstract |
平成24年度は、臨床看護師のコーチングスキルの実態とその関連要因を明らかにすることを目的として、質問紙調査を実施した研究成果を公表した。 1.「慢性病看護に携わる看護師の積極的傾聴態度の実態とその関連要因」に関する調査では、慢性病看護に携わる看護師131名を対象にコーチングスキルの1つである積極的傾聴態度について、三島(2004)のスケールを用いて自記式調査を実施した。その結果、慢性病看護に携わる看護師の『傾聴の態度』『聴き方』は比較的高いことが明らかになった。また、積極的傾聴態度と関連がみられたのは、対象者の背景では「年齢」「性別」「職位」「特定の資格」「臨床経験年数」であることが明らかになった。 2.「総合病院における看護師の積極的傾聴態度の実態とその関連要因」に関する調査では、1の調査に続いて、糖尿病患者は様々な診療科にも及ぶため、総合病院に勤務している看護師244名を対象に積極的傾聴態度について、三島(2004 )のスケールを用いて自記式調査を実施した。その結果、「職位」が管理職の者、「資格」では特定の資格を有する者、「臨床経験」では10年以上の臨床経験者が『聴き方』や『傾聴の態度』に関連していることが示唆された。 1.2から、糖尿病患者に携わる看護師の特性である資格、臨床経験、職位等の詳細について検討していく必要性がある。また、糖尿病看護に関する実践を総合的に評価することが必要であると考える。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(5 results)