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2011 Fiscal Year Annual Research Report

地域でがん治療を受ける患者の療養生活のニーズを充足する「ネットワーク」の開発

Research Project

Project/Area Number 22592456
Research InstitutionPrefectural University of Hiroshima

Principal Investigator

岡光 京子  県立広島大学, 保健福祉学部, 教授 (40276655)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 黒田 寿美恵  県立広島大学, 保健福祉学部, 講師 (20326440)
中垣 和子  県立広島大学, 保健福祉学部, 助教 (90420760)
船橋 眞子  県立広島大学, 保健福祉学部, 助教 (50533717)
貞永 千佳生  県立広島大学, 保健福祉学部, 助教 (10600182)
永井 庸央  県立広島大学, 保健福祉学部, 助教 (70433381)
Keywords地域 / がん患者 / QOL / ネットワーク / 援助モデル
Research Abstract

本研究の目的は、地域でがん治療を受ける患者の療養生活のニーズを充足する「ネットワーク」を開発することを最終目的とし、以下の4つの具体的な目標を達成することである。
1)地域でがん治療を受ける患者の治療選択の時期から治療終了までに体験する生活上の困難、心配、ニーズおよび対処、医療職者に対するニーズを明らかにする。
2)医療者が捉える地域でがん治療を受ける患者の体験する治療選択の時期から治療終了までに生活上の困難、心配、ニーズおよび援助の必要性・可能性について明らかにする。
3)1)と2)の結果と文献的考察に基づいて、地域でがん治療を受ける患者の療養生活のニーズに応えるネットワーク(以下、モデルとする)を作成する。
4)作成したモデルを用いて援助を実施し、実施した援助を評価することによりモデルの臨床への適応を評価することである。
平成23年度は具体的な目標のうち、1)と2)を実施したので報告する。
1)地域でがん治療を受ける患者の体験の調査
地域でがん治療を受けている患者20名を対象に治療を決定する時期から治療終了後1ヶ月までに体験する生活上の困難、心配、ニーズおよび対処、医療者へのニーズを半構成的質問紙を用いて面接を行い、データ収集をした。現在、逐語録を作成した段階で、今後分析を行う予定である。
2)医療者が捉える地域でがん治療を受ける患者の体験の調査
1)の対象者に関わっている医師、看護師、放射線技師など医療チームのメンバーで研究協力の得られる者20名を対象に医療者が捉える地域でがん治療を受ける患者の生活上の困難、心配、ニーズおよび援助の必要性・可能性を明らかにする半構成的質問紙を用いて面接を行い、データ収集をした。現在、逐語録を作成した段階で、今後分析を行う予定である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

平成22年度の開始時に準備に時間がかかったこと。
また、震災で招聘した講師による研究が予定通りに行えなかったこと

Strategy for Future Research Activity

本研究の課題は、『現在までの達成度』が『(3)やや遅れている。』ことである。今後は、研究協力者を増やすことも検討している。

URL: 

Published: 2013-06-26  

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