2011 Fiscal Year Annual Research Report
二分脊椎女性のリプロダクティブヘルスケアプログラムの実践と評価
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22592480
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Research Institution | Gifu University |
Principal Investigator |
野田 洋子 岐阜大学, 医学部, 非常勤講師 (10095953)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
足立 久子 岐阜大学, 医学部, 教授 (00231936)
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Keywords | 二分脊椎女性 / リプロダクティブヘルス / 思春期 |
Research Abstract |
本研究は二分脊椎女性のリプロダクティブヘルスに関するケアモデルの構築およびケアプログラムの作成、実践、評価をアクションリサーチの手法を用いて実施し、効果的な支援の在り方を探求することを目的としたものである。2年目の本年は、昨年に引き続き文献検討を行うとともに、二分脊椎女性とその家族、医療関係者へのインタビュー調査を実施・分析を行っているが、現在までに実施したインタビューは二分脊椎女性及び家族6名、医療関係者9名である。調査対象者の協力が得られにくいことから、過去のデータの再分析および、連携研究者のデータの再分析を行い効果的支援についての意見をまとめているところである。 また、英国二分脊椎症協会(ASBAH名称変更SHINE)およびGreat Ormond Street Hospital、St.George Hospitalの視察を行ったほか、英国在住の二分脊椎女性とのインタビューを行った。また現在SHXNE発行の"Below the Belt"の翻訳を完成したほか、次年度に用いるガイドブックを分担執筆中である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
当初予定したインタビュー調査の臨力が得られにくく、プログラム作成に支障をきたした。また連携研究者の予定外の退職により、研究の遂行が遅れた。
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Strategy for Future Research Activity |
現時点でインタビュー調査を中止し、研究者及び連携研究者が行った過去のデータを再分析する。その分析結果をもとに教材作成、プログラム作成を24年度早々に行う。また連携研究者の退職による補充を行うことで、研究の遂行を促進することとする。
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