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2012 Fiscal Year Annual Research Report

0歳児を持つ母親の子育て支援システムの充実を目的とした祖父母教育プログラムの検討

Research Project

Project/Area Number 22592493
Research InstitutionSaitama Prefectural University

Principal Investigator

橋本 美幸  埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 講師 (70513183)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 坂上 明子  千葉大学, 看護学研究科, 准教授 (80266626)
Project Period (FY) 2010-04-01 – 2013-03-31
Keywords子育て支援 / 祖父母 / 新生児・乳児 / 子育て支援者 / 育児不安
Research Abstract

母親とその実母・義母(以下、祖母)の双方にとって、産後早期におけるより満足度の高い子育て支援の授受を目的とし、両者の子育て支援に対する姿勢・役割意識の相違を明らかにした。首都圏の4市の4か月健診に来た母親720人(回収率47.3%)と祖母409人(33.1%)を対象に、自記式質問紙調査を行った。調査内容は、「見守り」、「サポートを与える」、「サポートを求める」の3因子からなるサポートに焦点を当てた親子関係尺度と産後4か月頃迄に母親と祖母間で授受された支援(26項目)とし、両者同じ内容とした。母親、祖母別に因子分析(主因子法・Promax回転)を行い、その結果を比較した。
母親と祖母間の親子関係尺度の「見守り」、「サポートを与える」、「サポートを求める」の因子の相関関係は3因子共になかった。3因子の得点は、「見守り」と「サポートを与える」では祖母の方、「サポートを求める」では母親の方がそれぞれ高く、両者間で有意な差(Mann-Whitney p<.000)がみられた。授受された支援の因子分析の結果は、母親では「情報支援(10項目)」、「母親の身体・休息支援(7項目)」、「情緒支援(8項目)」、祖母では「情緒支援(12項目)」、「情報支援(7項目)」、「母親の身体・休息支援(7項目)」の各3因子が抽出された。「母親の身体・休息支援」の支援内容は母親と祖母で同じであったが、「情報支援」と「情緒支援」では、児の皮膚や睡眠などで相違があった。相違があった支援については、母親は情報支援として、祖母は情緒支援としてそれぞれ認識し、支援の授受が行われていた可能性が示唆された。
以上の結果から、支援に対する姿勢・役割意識が、母親と祖母で異なっている可能性が示唆された。より満足感の高い支援の授受を行うためには、両者のそれぞれの支援に対する姿勢・役割意識を互いに理解することが必要と考えられる。

Current Status of Research Progress
Reason

24年度が最終年度であるため、記入しない。

Strategy for Future Research Activity

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • Research Products

    (1 results)

All 2012

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 新生児訪問・乳児家庭全戸訪問事業の訪問スタッフに必要とされるスキルについての調査2012

    • Author(s)
      橋本美幸
    • Organizer
      日本母性衛生学会総会
    • Place of Presentation
      福岡
    • Year and Date
      20121116-20121117

URL: 

Published: 2014-07-24  

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