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2012 Fiscal Year Annual Research Report

きょうだいを亡くした子どものグリーフワークプログラムに関する研究

Research Project

Project/Area Number 22592498
Research InstitutionNagano College of Nursing

Principal Investigator

竹内 幸江  長野県看護大学, 看護学部, 准教授 (00311902)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 足立 美紀  長野県看護大学, 看護学部, 助教 (10457905)
白井 史  長野県看護大学, 看護学部, 助教 (30420699)
太田 克矢  長野県看護大学, 看護学部, 教授 (60295798)
内田 雅代  長野県看護大学, 看護学部, 教授 (70125938)
Project Period (FY) 2010-04-01 – 2013-03-31
Keywords看護学 / グリーフケア / きょうだい
Research Abstract

きょうだいを亡くした子どもへのグリーフケアのあり方を検討するために、きょうだいのある子どもを亡くした親5名を対象に、面接調査を実施した。その結果、子どもを亡くしてから、親ときょうだい間であらためてお互いのその時の気持ち、今までの気持ち等について話したことのある家族はいなかった。しかし、親は子どもがきょうだいの死をどのように受け止め、自分の中でその思いを消化してきたのかを気にかけており、知りたいと思っていた。特に、不慮の事態で、きょうだいの死を目の当たりにした子どもの場合は、その後の子どもの気になる言動を、その時の体験と結びつけて考える傾向にあり、子どもの成長・発達に対する影響は強いと感じていた。また、どの親も、子どもを亡くした当時は自分自身のことで精一杯で、きょうだいのことを気にかける余裕もなかったと振り返っており、そのことを負い目に感じている親もいた。できれば、その時期に親以外の第三者が子どもの気持ちを聞いたり、サポートしてほしいとの要望も出された。そして、親が参加しない子どもだけのサポートグループの方が、子どもも気持ちを表現しやすいのではないかと思っており、そのようなサポートグループができることも望んでいた。
面接結果から、きょうだいを亡くした子どもへの対応に悩む親も多いことがわかり、そのような親を対象とした知識の提供の必要性を感じた。そのため、グリーフケアが比較的充実しているオーストラリアから、グルーフケアの専門家を招聘し、「子どもたちのグリーフ」をテーマとした講演会を企画した。参加者は約30名で、講師の話をもとに活発な意見交換がなされた。参加者からは、「自分が感じていた子どもの気持ちを代弁してもらったようで自信がもてた」「負い目に感じていたが、少し気が楽になった」などの好評価を得ており、このような機会を提供する必要性を再認識した。

Current Status of Research Progress
Reason

24年度が最終年度であるため、記入しない。

Strategy for Future Research Activity

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] きょうだいが亡くなる場面に遭遇した子どもをもつ母親の思い

    • Author(s)
      竹内幸江(代表者)
    • Organizer
      第36回日本死の臨床研究会年次大会
    • Place of Presentation
      国立京都国際会館(京都市)

URL: 

Published: 2014-07-24  

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