2012 Fiscal Year Annual Research Report
子育てを支える小児外来看護システムおよび外来看護師育成プログラムの構築
Project/Area Number |
22592524
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Research Institution | Tokyo Metropolitan University |
Principal Investigator |
飯村 直子 首都大学東京, 人間健康科学研究科, 教授 (80277889)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
西田 志穗 共立女子短期大学, 看護学科, 講師 (60409802)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 子育て / 小児外来 / 外来看護師 |
Research Abstract |
「子育てを支える小児外来看護システムおよび外来看護師の育成プログラムを構築すること」を目的とした研究の最終年度にあたり、分担研究者とともに、前年度に実施したオーストリアの子どもと家族のニーズについての調査結果を国際学会において発表した。 子どもと家族のニーズを捉える調査を首都圏の総合病院小児科外来において研究分担者および研究協力者とともに実施した。小児外来で子どもと家族の様子を観察し、また直接家族および看護師に面接を行い、そのニーズを調査した。その結果、小児外来では、受診する子どもの親の要求と看護師のケアには少なからずずれがあること、家族は看護師の援助を求めることを躊躇していること等が明らかになった。これらの結果をバンコクでの国際学会で発表した。 首都圏の2箇所のNPO法人の子育て支援グループにおいても、子どもを育てる家族のニーズ、小児外来の医療者に求めることなどについて、家族を対象に面接調査を実施し、データを分析した。また、こうした家族を支援している子育て支援グループのスタッフにもスタッフとしての関わりの他、医療や行政等との連携を含む地域での育児支援に関する活動内容等について面接を実施し、データを分析した。現在、学会発表に向けて準備を進めている。 前年度に関連学会の学術集会で発表した文献検討の結果を、「少子化が課題となっている諸外国における子育ての現状」というテーマで、日本外来小児科学会誌「外来小児科」に投稿した。 これらの調査、研究結果を基盤として子育てを支える小児外来看護システムおよび外来看護師の育成プログラムの構築を進めている。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(2 results)