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2012 Fiscal Year Annual Research Report

助産所における妊娠期の助産診断と診察技術

Research Project

Project/Area Number 22592526
Research InstitutionJapanese Red Cross College of Nursing

Principal Investigator

谷口 千絵  日本赤十字看護大学, 看護学部, 准教授 (10349780)

Project Period (FY) 2010-04-01 – 2013-03-31
Keywords助産所 / 妊婦健康診査 / 助産診断 / 診察技術
Research Abstract

平成23年度に引き続き、フィールドとなった助産所にてデータ収集を行った。研究者を妊婦と見立てた妊婦健康診査の映像および実際の妊婦が来院した際の妊婦健康診査のフィールドワークの結果を統合し、助産師の助産診断と診察技術に注目して分析結果をまとめた。なお、実際に来院した妊婦の妊婦健康診査のフィールドワークのために、研究方法の追加を所属機関の研究倫理審査委員会に申請し承認を得た。また、フィールドワークの際には、妊婦から書面にて同意を得たのち実施した。
分析結果を研究参加者となった助産師に提示し、助産師が何を観察し、何を判断したのかインタビューを行った。また、その観察や判断の背景となる事柄や状況についてさらにインタビューを行った。インタビューの結果を逐語禄に起こし、さらに助産師に内容の確認を行った。
その結果、助産師は妊婦健康診査において、診察項目と妊婦からの問診結果を詳細に照合し、矛盾がある場合には妊婦にさらに詳細に問診を行っていた。最終月経尋ねる場合は、妊婦のその頃の出来事を想起させるためにカレンダーを提示して、月経が開始した時期についての出来事を妊婦に語っていただき、月経開始日の確定に努めていた。
助産師は、健康な女性の妊娠・出産の経過は規則的であるという前提のもとに妊娠の経過を判断していた。また、超音波断層法を用いて妊婦健康診査を実施しており、その結果は医師と協働する際には、共通の判断基準となるため非常に有用であると語り、実際に紹介状の往復で嘱託医師との判断を一致させていた。
本研究の結果を第27回日本助産学会学術集会に演題登録し発表する予定である。

Current Status of Research Progress
Reason

24年度が最終年度であるため、記入しない。

Strategy for Future Research Activity

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • Research Products

    (1 results)

All 2013

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] A助産所における分娩予定日決定の様相2013

    • Author(s)
      谷口千絵
    • Organizer
      第27回日本助産学会学術集会
    • Place of Presentation
      金沢歌劇座、21世紀美術館
    • Year and Date
      20130502-20130502

URL: 

Published: 2014-07-24  

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