2011 Fiscal Year Annual Research Report
母親の子育てを支援する祖母のいきいきライフを促進する教育プログラムの実践
Project/Area Number |
22592527
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Research Institution | Niigata University of Health and Welfare |
Principal Investigator |
三澤 寿美 新潟医療福祉大学, 健康科学部, 准教授 (10325946)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
町浦 美智子 大阪府立大学, 看護学部, 教授 (70135739)
中山 和美 新潟医療福祉大学, 健康科学部, 教授 (50300059)
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Keywords | 看護学 / 母性・女性看護学 / 祖母 / 子育て支援 |
Research Abstract |
子育て支援者として期待されている祖母に対して,祖母の子育て支援の促進と,祖母自身の健康増進ならびに役割受容やQOL向上をめざした教育プログラムを実践し,祖母のサポート提供の状況,役割受容,自己肯定感,主観的QOLとサポート提供を受ける母親の母親としての役割受容意識の観点から教育プログラムの効果について検討することを本研究の目的とした. 平成23年度は,開発した祖母の子育て支援とQOLを促進する教育プログラムを実施し,教育プログラムの効果の検討に必要なデータ,すなわち対照群データと比較するための介入群のデータ(祖母と母親を対象,祖母のサポート提供の状況,役割受容,自己肯定感,主観的QOL,サポート提供を受ける母親の母親としての役割受容意識)を,縦断的に継続して(妊娠後期,産後入院中,産後1か月,産後3か月,産後6か月)収集した.祖母の子育て支援とQOLを促進する教育プログラム作成の過程において,教育プログラムの根拠となる子育て支援を行う祖母と支援を受ける母親に関する研究の結果の一部を公表した.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
縦断的なデータ収集であることから,途中,研究対象協力者の脱落等が生じ,介入群のデータ数の確保のために予定していたデータ収集期間の延長が必要となった.そのため教育プログラムの修正が若干遅れている.
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Strategy for Future Research Activity |
今後は,結果データの分析ならびに考察をふまえて教育プログラムの評価・修正を行い,ほぼ当初の研究計画どおり,修正した教育プログラムを必要な施設・機関等に提供する予定である.
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Research Products
(1 results)