2012 Fiscal Year Annual Research Report
予防活動の持続・発展に影響を与える体制・システム構築に関する地域看護技術
Project/Area Number |
22592537
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
宮崎 美砂子 千葉大学, 看護学研究科, 教授 (80239392)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
飯野 理恵 千葉大学, 看護学研究科, 助教 (40513958)
石丸 美奈(坪内美奈) 千葉大学, 看護学研究科, 准教授 (70326114)
岩瀬 靖子 千葉大学, 看護学研究科, 助教 (20431736)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 地域看護 / 予防 / 持続 / システム / 技術 |
Research Abstract |
<本年度の取組内容> 研究最終年にあたる本年度は、予防活動を持続・発展させる上で有用な技術項目原案の内容妥当性や有用性について検討した。手順は以下のとおりである。昨年度の調査で得られた4カテゴリー100項目について、研究者間の協議及び文献検討を経て4カテゴリー71項目に整理し、項目原案とした。次いで、熟練保健師6名(保健所保健師3名、市町村保健師3名)を対象とした保健所及び市町村の所属別のグループインタビューにより、項目原案の内容妥当性や有用性、改良点について意見聴取を行い、検討資料とした。 <本年度の成果> 予防活動を持続・発展させる上で有用な技術項目原案は、内容妥当性や有用性の意見集約の結果、最終的に4カテゴリー65項目に精錬された。各カテゴリー・項目内容の精錬経過は以下のとおりである。 1.実践の理念に関する技術項目(15項目):このカテゴリーは<ビジョン・目標設定><実践への価値づけ><実践の意識化>に関する内容から成り、その内7項目について表現修正を行った。2.活動を持続・発展させる技術項目(40項目):このカテゴリーは<共有化><評価・改善><人材育成><資源確保><住民・関係者の主体性育成>に関する内容から成り、その内7項目は他項目包含による削除、24項目は表現修正を行った。3.取組成果に関する認識の技術項目(12項目):このカテゴリーは、<成果の認知>に関する内容から成り、その内4項目について表現修正を行った。4.取組推進の拠り所の創出の技術項目(4項目):このカテゴリーは、<組織的な位置づけ><効力感>に関する内容から成り、その内2項目の表現修正、1項目の新設を行った。今後は、これら技術項目について、現場の保健師にとって有用な指標となるよう、さらに実用化に向けた更なる精錬が求められる。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(2 results)