2012 Fiscal Year Annual Research Report
膀胱留置カテーテル抜去後排尿障害のアセスメント・ケアガイドの作成
Project/Area Number |
22592579
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Research Institution | Gunma University |
Principal Investigator |
上山 真美 群馬大学, 保健学研究科, 助教 (90451723)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
内田 陽子 群馬大学, 保健学研究科, 准教授 (30375539)
小泉 美佐子 新潟県立看護大学, 看護学部, 教授 (50170171)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 看護学 / 膀胱留置カテーテル / 排尿障害 |
Research Abstract |
本研究の目的は、膀胱留置カテーテル抜去後の排尿障害について、看護師レベルで活用可能なアセスメント・ケアガイドを作成および施行することにより、その有用性と妥当性を検証することである。 今年度は、昨年度の介入結果や臨床の看護師などスタッフからの意見を参考に、排泄に関する専門家(泌尿器科専門医や研究者など)で、作成した膀胱留置カテーテル抜去とその後のアセスメント・ケアガイドおいよび手引書の洗練化を図った。重要視した点は、①専門家によるエビデンスに基づいた内容であること、②実際に使用した看護師の意見を考慮し活用しやすくする、ということだった。 今年度は、上記のように洗練化を図ったアセスメント・ケアガイドを用いて一般病院で介入を行った。1人の対象への基本的な介入期間は、膀胱留置カテーテルの適応と抜去後のリスクアセスメントからカテーテル抜去、カテーテル抜去後の排尿障害に応じたケアの実施とその評価のため約5週間とした。但し、5週間でコンチネンスの状態を獲得できなかった者については、ケアと評価を継続した。対象は、膀胱留置カテーテルを3日以上留置している者で看護管理者が選定した。排尿状態の評価は、正確性を重要視し、ユーリンパンおよびBVI6100(シスメックス社製)等を使用して排尿状態をモニタリングした。また、泌尿器科専門医による膀胱内圧測定を行った。結果、脳卒中の対象で排出障害を生じる者が多かった。個別性を考慮しながらアセスメント・ガイドに沿って間欠導尿等を行うことにより、日常生活自立度に関係なくほとんどの対象が膀胱留置カテーテルから離脱できた。 これらの結果を基に、排尿に関する専門家と臨床看護師等で更にアセスメント・ケアガイドおよび手引書の洗練化を図った。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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