2013 Fiscal Year Annual Research Report
高齢者ケア施設で働く看護・介護職員の倫理観を強化する戦略的教育支援方法
Project/Area Number |
22592595
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Research Institution | Miyagi University |
Principal Investigator |
小野 幸子 宮城大学, 看護学部, 教授 (70204237)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
河原畑 尚美 宮城大学, 看護学部, 准教授 (50511622)
山崎 尚美(平木尚美) 畿央大学, 健康科学部, 教授 (10425093)
坪井 桂子 神戸市看護大学, 看護学部, 教授 (80335588)
阿部 桃子 東京医療保健大学, 保健医療学部, 准教授 (80347195)
出井 理恵子 宮城大学, 看護学部, 助教 (00376295)
大江 真梨子 宮城大学, 看護学部, 助教 (40710215) [Withdrawn]
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | 高齢者ケア施設 / 看護職 / 介護職 / ケア倫理観 / 教育プログラム / ケア管理者 |
Outline of Annual Research Achievements |
シンポジストの日程調整上、平成26年に延期した「高齢者ケア施設の看護職・介護職を対象にしたケア倫理観を強化するための取組みを実施し、成果を上げている高齢者ケア施設の管理者を招聘したシンポジウム」及び「本研究の成果である高齢者ケア施設の看護職・介護職を対象にしたケア倫理観を強化するための教育プログラムの骨子」(平成25年度報告書に掲載)を示して評価をうけた。 シンポジウムは、平成26年6月7日、本学大和キャンパス2F大講義室で、東北地方の高齢者ケア施設に働く施設長、看護職、介護職などを対象に、療養型病床群、介護老人保健施設、特別養護老人ホーム及び認知症対応型グループホームのケア管理者各々1名(計4名)を招聘して、「ケアの倫理的感受性を高め、発揮するためにー高齢者ケア施設における戦略的取組み」をテーマに、各々の施設における実際を発表(各30分)、その後、全体討議を行った。また、この終了後にこのシンポジウムの評価のために参加者にアンケートを実施するとともに、シンポジストと研究者で討議を行った。シンポジウム参加者は特養37名、老健47名、医療施設18名、認知症対応型グループホーム22名、その他1名の総計125名であった。終了後のアンケートでは、「倫理観醸成のための取組みの実際が理解でき、自地施設でも採用したい」「まず、ケア管理者自身が自己の倫理的感受性を鈍らせない取り組みが必要」等々、肯定的な評価が大半を占めた。また、作成したケア倫理観を強化するための教育プロプログラムの骨子については、骨子として示されたことにより、医療施設、ケア施設など様々な保健医療福祉施設で活用可能という評価を得た。今後の課題は、この骨子を実際に活用した倫理教育を実践し、その有用性を検証することろ捉えられた。
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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