2013 Fiscal Year Annual Research Report
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22592616
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
廣島 麻揚 (鈴木 麻揚) 京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (60336493)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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Keywords | 生活困難感 / うつ病 |
Research Abstract |
本研究の目的は、近年その対応の難しさが叫ばれているディスチミア親和型うつ病および逃避型抑うつ病患者を対象に加え、うつ病患者の生活困難感の概念モデルを完成させること、およびこれらの患者にも活用できる「うつ病患者生活困難感尺度」を作成することである。 昨年度までの研究成果として、ディスチミア親和型うつ病および逃避型抑うつ病患者も対象に含めた生活困難感の概念モデルを構築した。またそのモデルをもとに、「うつ病患者生活困難感尺度」の尺度項目の選出をした。この尺度項目案について、精神医学、精神保健、精神看護の専門家および臨床家、そして当事者に妥当性を検討してもらったところ、病前性格に起因するような表現があり、誤解を招かないよう修正する必要があることが確認された。 今年度は、項目について再検討した後に、対象数を増やし、「うつ病患者生活困難感(仮)」について回答してもらい、回答のしやすさや、項目についての感想を得た。 結果、精神医学、精神保健、精神看護の専門家および臨床家、そして当事者に比較的受け入れられやすい、「うつ病患者生活困難感(仮)」が完成した。 具体的な項目については、今後論文発表予定のため、本報告書での報告は控える。
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Current Status of Research Progress |
Reason
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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