2010 Fiscal Year Annual Research Report
訪問看護師向け「膀胱留置カテーテル管理」研修プログラムの開発と効果実証
Project/Area Number |
22592625
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Research Institution | Kanazawa Medical University |
Principal Investigator |
前田 修子 金沢医科大学, 看護学部, 准教授 (70336600)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
滝内 隆子 岐阜大学, 医学部, 教授 (10289762)
小松 妙子 岐阜大学, 医学部, 准教授 (20326078)
河野 由美子 金沢医科大学, 看護学部, 講師 (90566861)
久司 一葉 金沢医科大学, 看護学部, 助教 (00550782)
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Keywords | 訪問看講師 / 教育プログラム / 膀胱留置カテーテル / 効果検証 / 現任教育 |
Research Abstract |
本研究の目的は,“訪問看護師向け膀胱留置カテーテル管理研修プログラム”(以下,本プログラム)を開発・実践し,訪問看護場面での効果を実証することである.初年度である平成22年度は,(1)研究計画立案のための文献検索と検討,(2)膀胱留置カテーテル管理の現状把握と調査用紙作成のための予備調査,(3)調査用紙作成,(4)調査対象者の抽出を行った. (1) 文献検索と検討:在宅における膀胱留置カテーテル管理と訪問看護師向け教育プログラムに関する国内外の先行研究について調べた.その結果,医療機関入院中の長期膀胱留置カテーテル挿入者を対象とするカテーテル関連の合併症等のトラブルは報告されているが,在宅における膀胱留置カテーテル挿入者ならびに訪問看護におけるカテーテル管理の実態を明らかにした研究はなく,また訪問看護師向けの膀胱留置カテーテル管理の研修プログラムはなかった.このことから,本プログラム開発の意義を確認することができた. (2) 予備調査:4箇所の訪問看護ステーションを対象に,訪問看護における膀胱留置カテーテル管理の実態についてプレテストし,訪問看護ステーションにおける膀胱留置カテーテル管理の現状と調査項目の妥当性について確認した. (3) 調査用紙作成:文献検討ならびにプレテストの結果をもとに,調査用紙と調査依頼書を完成させた. (4)調査対象者の抽出:調査対象者を抽出し,調査対象者数の妥当性について確認した. 23年度は,データ収集・分析を行予定である。
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