2012 Fiscal Year Annual Research Report
欧州エコミュージアムにみる世代継承性と現代的課題への対応
Project/Area Number |
22601003
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Research Institution | Yokohama National University |
Principal Investigator |
大原 一興 横浜国立大学, 都市イノベーション研究院, 教授 (10194268)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
菅野 裕子 横浜国立大学, 都市イノベーション研究院, 特別研究教員 (40262414)
岩橋 恵子 志學館大学, 法学部, 教授 (70248649)
藤岡 泰寛 横浜国立大学, 都市イノベーション研究院, 准教授 (80322098)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | エコミュージアム / 欧州 / フランス / イタリア / スウェーデン / ポルトガル / 国際研究者交流 / 国際情報交換 |
Research Abstract |
エコミュージアムはその名前が誕生してから40年あまりが経った。この実践と理念の変容と現代的な意義を見いだすために、本研究では、長い経験をもつ欧州のエコミュージアムにおける動向を調査した。本年度は、3年間の研究の最終年度として、これまでの議論のまとめをおこなうと共に、実地調査もおこなった。まず、文献や資料を収集し、近年の動向を確認し、国内外の研究者との情報交換を実施し、日本国内におけるエコミュージアムの事例の動向についても、研究会等によりその実情を把握した。今年度中には、7月にブラジル、アマゾニアでもエコミュージアムとコミュニティミュージアムの国際会議が開かれたが、その資料を収集し内容を把握するとともに、さらに、9月には大規模な国際会議としてポルトガルのセイシャルで開催されたecomuseums2012国際会議に出席をし、日本の実情と課題を報告するとともに、当該地域におけるセイシャル市のエコミュージアムの実態調査をおこない、また会議での研究交流や討論、情報交換や資料収集などを集約的におこなった。これに加えてさらに、近年きわめて急速に発展しているエコミュージアムの先進国として注目されているイタリアにおいて、そのピエモンテ州の3カ所のエコミュージアムの実態を把握すべく現地調査をおこない、典型的なタイプの異なるエコミュージアムの運営、実態についての調査をおこなった。これらから、3年間のまとめとして議論をおこない研究報告を作成した。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(4 results)