2010 Fiscal Year Annual Research Report
博物館資料を活用した地質現象の「見える化」実演実験の開発とその博物館学的意義
Project/Area Number |
22601017
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Research Institution | Osaka Museum of Natural History |
Principal Investigator |
川端 清司 大阪市立自然史博物館, 学芸課, 学芸課長 (80195130)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中条 武司 大阪市立自然史博物館, 学芸課, 学芸員 (80321917)
佐藤 隆春 大阪市立自然史博物館, 学芸課, 外来研究員 (40446737)
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Keywords | 地質現象のモデル化実験 / 可視化 / 地質学的リテラシー / 断層運動 / 火山噴火 |
Research Abstract |
地学分野の普及啓発のために地震や火山噴火などに代表される地質現象の「見える化」実演実験プログラムの開発に取り組むとともに、博物館に保管された地学資料の効果的活用を目的に、本年度は以下の活動を進めた。 ・8月20日~22日の3日間,福島大学(福島市)に出張し,地学団体研究会福島大会において研究発表を行った(ポスター発表)。 ・8月22日、東京学芸大学(東京)に出張し、日本第四紀学会2010年大会において研究発表を行った(口頭発表)。 ・9月18日~20日の3日間、富山大学(富山市)に出張し、日本地質学会第117年学術大会において研究発表を行った(口頭発表)。 ・12月6日~8日の2日間,長崎県長崎市、熊本県八代市に出張し,資料収集を行った. ・水路実験装置を整備した。 ・市民向け公開実験としてジオラボ「火山のミニチュアを見る」を2月12日に実施した。(佐藤) ・市民向け公開実験としてジオラボ「断層を調べてみよう」を3月12日に実施した。(川端) ・博物館に保管している地学資料の有効活用を勧めるためのデータベース化作業を進めた。
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