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2011 Fiscal Year Annual Research Report

保育器による医学的管理を要する新生児等のマーカーレス運動画像解析システムの構築

Research Project

Project/Area Number 22610014
Research InstitutionPrefectural University of Hiroshima

Principal Investigator

大塚 彰  県立広島大学, 保健福祉学部, 教授 (50280194)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 島谷 康司  県立広島大学, 保健福祉学部, 准教授 (00433384)
Keywords新生児 / 自発運動 / 画像分析 / 医学管理
Research Abstract

近年,新生児期等の自発的で自然に起こる運動の観察が神経学的評価に有用であり,修正年齢2歳児以降の神経学的予後予測が可能とされ,早期診断法として推奨されている。しかし,この評価法は熟練者の観察によるものであり,定量的な評価の確立が必要であるため,運動解析システムを構築することを目的とした。昨年度は定量的運動評価を試みるために,ビデオカメラを用いて新生児の自発運動解析を行なった結果,低出生体重児と満期出生児とは運動の量や質が異なることを運動解析システムにより検証することが可能となった。
本年度は,次の段階として新生児運動解析システムを用いて正常・異常な自発運動の定量評価を試みた.まず,ビデオ教材(Prechtelら)から,リスクを持つ乳児や脳障害児の自発運動の特徴が正常児の違いを解析することができた.次に研究代表者が新生児自発運動の講習会に参加し,一定の研修を受けて自発運動の観察評価法を習得した.これらを基に,数名の被験児の経時的変化を検証するとともに,自発運動の特徴を観察評価と画像解析システムの整合性を検証した.その結果,詳細な部分は検証しきれない部分はあるものの,運動の特徴解析については概ね検証可能なシステムとなった.次年度は,NICUでの臨床データを解析するとともに,より詳細に正常・異常な自発運動の比較検証を行う予定としている.

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

下記のように,科学研究費補助金申請時に提案した実験計画通りに概ね進行している.
平成22~23年度
夢動画解析システムによる運動評価
平成23年度
噸主観的評価と動画像評価の比較照合評価

Strategy for Future Research Activity

平成24年度
NICU等で実際の臨床データを計測し,動画解析システムの精度向上を図る.また,問題点を抽出しシステムの修正を図る.また,各種学会等での論文や学会発表を予定する.

URL: 

Published: 2013-06-26  

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