2012 Fiscal Year Annual Research Report
実世界空間における多様な情報表示のためのデザインシステムの構築
Project/Area Number |
22615034
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Research Institution | Future University-Hakodate |
Principal Investigator |
柳 英克 公立はこだて未来大学, システム情報科学部, 教授 (10325889)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
積山 薫 熊本大学, 文学部, 教授 (70216539)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | マルチモーダル / インタフェース / メディアデザイン / 情報表現 / インタラクション / 身体性 |
Research Abstract |
本研究では,ヒトの体性感覚に基づいたマルチモーダル・インターフェースをデザインするための手法を創出し,実世界空間におけるインタラクティブな情報表示システムを構築した.本システムは床面に円形のディスプレイを設置し,知覚者が情報の視覚的な形状のみならず,実世界空間における傾き・挙動をデザインの一要素として制御することで,浮遊感・没入感・昂揚感などの身体感覚として実感できるインタラクションを実現した.そして,ヒトの認知過程の理解に基づいた体性感覚で制御を行う情報表示手法を導き,さらに応用対象分野の要求を勘案したユーザインタフェースを開発し,ユーザ同士が気持ちの伝達を行うというコミュニケーションデバイスとして構築を行った. 本システムの新規性は,加速度センサで検出した傾斜に応じてデバイスの発光手段の発光状態を制御するものであり,離れた位置にある発光手段の発光状態を遠隔制御するところにある.また本システムは, 1対以上の発光デバイスを有し,それぞれの発光デバイスが加速度センサで検出した自己の傾斜に応じて,自己の発光手段の発光状態を制御すると共に,自己の傾斜に応じて他方の発光手段の発光状態を遠隔制御する発光システムである. 本システムの事業化に向け,照明設備の遠隔制御用ハードウェア・インタフェースのプロトタイプを開発しており,照明設備メーカーとの共同開発も具体化しつつある.住宅用の照明装置および照明制御用インタフェースとして小型の商品開発を予定しているが,将来的には遊具や身体機能回復を支援する機具,大規模商業施設の環境制御など大型の商品開発に繋げて行く. 本研究で開発したシステムは身体的なインタフェースとして,遊具,コミュニケーションデバイス,リハビリの支援など応用範囲が広く,実用の可能性が高い技術であるため2010年度特許出願,2013年度特許庁に審査請求を行っているところである.
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(7 results)
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[Journal Article] ThinkingGarden2012
Author(s)
美馬 義亮,木村 健一,柳 英克
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Journal Title
Proceedings of the 20th ACM international conference on Multimedia
Volume: The 20th ACM Multimedia
Pages: PP1487-1488
Peer Reviewed
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