2012 Fiscal Year Annual Research Report
東北アジア地域の実践的技術者育成のための英語教育システム開発
Project/Area Number |
22652061
|
Research Institution | Ube National College of Technology |
Principal Investigator |
南 優次 宇部工業高等専門学校, 一般科, 准教授 (40249850)
|
Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
|
Keywords | 東北アジア / PDCAサイクル / 実践的技術者教育 / 英語教育システム / 環境保全技術 |
Research Abstract |
本研究の目的は、日本・ロシア・中国・韓国4ヵ国で構成する東北アジア地域の英語教育現場で運用可能な、【東北アジア地域の実践的技術者育成のための英語教育システム】を開発することである。 具体的には、英語による共通の教科書作成を、宇部高専の学術提携校である、DIT(東義科学大学)、HITWH(大連工科大学威海分校)、KnASTU(コムソモルスク・ナ・アムーレ国立工科大学)の国際交流室員の協力を得て、編集作業を進めた。その作成過程の中で、どうすれば、日本の高専生が、「英語が使えない高専生」というレッテルから脱却し、「東北アジア地域の製造業現場で、PDCAサイクルを英語で語れる高専生」に成長できるのかを模索し、実現可能な授業システム構築を可能にしようと考えた。 本年度は、A.スミルノフ著”Амуруская Рыбалка”(アムール漁)の英語訳が作業の中心となった。全95章のPPTファイルを作成後、全単語の語彙索引編集作業を実施した。その作業も含めて、本校主催の「特別教育研究費成果発表会」で、H21~H24年度の4回のKnASTU及びASHUPでの海外交流成果と、環境第一主義に基づく釜山宣言(於H20年第5回国際水都会議)を背景とする、釜山市の人材教育について発表した。その後、KnASTU及びDITの国際交流室員と意見交換をし、H25年本校創立51周年目の活動として、相互交流実現のための下準備を実施した。その結果、H25年4月22日から1週間、KnASTUの学生2名が本校で学術交流活動を実施した。7月にはDITの学生も本校でインターンシップを実施する予定である。相互交流が本年度から始まることにより、相互教育システム構築に関するコミュニケーションを直接取る機会が増えた。今後は更に各大学国際交流室間の学生交流プログラムに関する協力関係を発展させる予定である。
|
Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
|