2012 Fiscal Year Annual Research Report
「生き方死に方を考える社会フォーラム」形成のための社会実験
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22653055
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
山中 浩司 大阪大学, 人間科学研究科, 教授 (40230510)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
伊藤 公雄 京都大学, 文学研究科, 教授 (00159865)
大村 英昭 相愛大学, 人文学部, 教授 (30047485)
阪本 俊生 南山大学, 経済学部, 教授 (30215652)
石蔵 文信 大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (50303970)
渡邊 太 大阪国際大学, 人間科学部, 講師 (80513142)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 終末期医療 / 高齢者医療 / ネットワーク |
Research Abstract |
平成24年度は、前年度に行ったシンポジウムのビデオ映像をウェブサイト(http://ikikata.heteml.jp/ikikata/)にて公開した。8/10に打合せ会議を行い、2012年9月30日に医師で作家の久坂部羊(本名:久家義之)氏を招いてシンポジウムを企画したが、当日台風のため中止、11月3日に医師中村仁一氏をゲストに加え、改めて公開シンポジウム「病気になっても早死にしてもいい生き方」(大阪大学中之島センター)を実施した。一般の参加者約110名を集め、盛況であった。シンポジウムの内容についてはビデオ編集を行い、まもなくウェブサイトで公開の予定である。2013年2月24日には、大阪大学人間科学研究科教授堤修三氏を迎え、研究会議「高齢者医療福祉政策を考える」を実施した。会議には、石飛幸三氏、中村仁一氏ら医療関係者をはじめ、専門家約20名が参加した。当初は、シンポジウムを年に3回程度実施する予定であったが、ウェブ上でのビデオ公開に多くの予算が必要となり、本年度は予算の余裕が全くない状態で、シンポジウム1回、研究会議1回となった。本研究は、社会学、医療・福祉関係、宗教関係者の間での実験的なネットワーク形成が主たる目的であるが、シンポジウム、研究会議の開催、ウェブサイトの構築を通じて、社会学者、宗教関係者、医療・福祉関係者、出版・マスコミ関係者の比較的緊密なネットワークを形成することができたと自負している。とりわけ宗教関係者と医療・福祉関係者の間で重要な橋渡機能を果たすことができたと考えている。また、この間、私たちのフォーラムがとりあげてきた高齢者の終末期医療問題が、社会的に大きな注目を集め、終末期についての国民的な再考の機運に多少とも貢献できたものと考える。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(3 results)