2012 Fiscal Year Annual Research Report
目に見える階層的周期対称構造系の自発的破れ解析と折紙スキルの利用
Project/Area Number |
22656027
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Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
有尾 一郎 広島大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (50249827)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 周期階層構造 / 高次対称性 / 分岐解析 / 超並列計算 / 構造不安定 / 有限要素法 / 折り / 自己組織化 |
Research Abstract |
本研究課題は、高次対称性を持つ構造(ナノ構造,分子・原子配列構造やハニカム・フォーム)の大規模周期セル微視構造・材料系において、多重特異点を有する,階層的で自己組織化する対称性の自発的破れ現象の群論的分岐解析である。その一方で、最近折り紙スキルを工学に利用し、工業製品に応用する流れがある。この「折り」技術と自発的破れを伴う座屈現象と共通する部分があり、この「折り」を収納・展開構造として利用する価値は要素技術において重要と考える。また、本課題はミクロ材料からマクロな自然現象までの臨界現象を「多様な折り構造を分岐点から説明するマルチフォールディング多重分岐理論」を通して、多様な周期対称性を有する構造系の非線形力学現象の解決法と高効率計算法の両立を提案するアイデアを具現化することを主目的としている。 本年度は、繰り越していた並列GPGPU計算機を導入し、そのマシンに適合するLinux仕様のOSをカスタマイズさせながら、並列計算プログラムに長けた商用のプログラミングソフトウェアFORTRANを使用できる計算機環境が整え、慎重にチューニングを実施してきた。また、並列計算仕様に基づくプログラミングならびに、ジョブ並列処理と操作によって、並列計算の検証並びに数値結果の確認を実施した。計算概念を実際に格子モデル化するとともに、並列プログラミングのコーディングを修得しながら、アルゴリズムとプログラム作成のために最適化並びに並列化コーディング記述とチューニングを行って、その解析プログラミングの計算効率の検証を実施していきた。安定した計算結果を出力し、設計ならびに計算アルゴリズムの研究成果を可視化された結果として描画開発できた。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(7 results)