2011 Fiscal Year Annual Research Report
アフリカ各地域の都市形成過程とインフォーマル市街地に対する政策的対応の体系化
Project/Area Number |
22656130
|
Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
城所 哲夫 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (00282674)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大月 敏雄 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (80282953)
加藤 浩徳 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (70272359)
鈴木 直文 一橋大学, 社会(科)学研究科, 講師 (80456144)
志摩 憲寿 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 講師 (90447433)
|
Keywords | 都市計画 / アフリカ / インフォーマル市街地 |
Research Abstract |
本研究の目的は、植民都市化過程の異なる西・東・南アフリカ各地域において、各都市の形成過程を明らかにし、比較した上で、インフォーマル市街地に対する政策的対応を体系化することにある。研究課題は、(1)アフリカ各地域における都市形成過程の把握と類型化、(2)事例対象地におけるフォーマルな市街地とインフォーマル市街地の形成実態の解明、(3)アフリカ各地域の都市形成過程とインフォーマル市街地に対する政策的対応の体系化の3点であり、アフリカ都市の形成過程に関する新しい原理の発見と共に、インフォーマル市街地に対する政策的対応の提言に向けた知的基盤を形成することが期待される。 本年度は、申請者らがこれまでに築いてきた現地大学等とのネットワークを活かした比較都市調査を実施して、これまでの現地調査等の知見を相対化、アフリカ都市の共通性・多様性を明らかにすることによって、プログラム終了後もアフリカ都市研究を継続的に行うための視座を見いだすことを目的として研究を実施した。本稿では、若手奨励研究の成果として、特に、過年度より実施してきたルサカにおける住宅供給体制に関する総括論文とダカールにおけるインフォーマル市街地を中心とした近年の洪水被害に関する論考をそれぞれ紹介した上で、アフリカ都市への視座を素描し、研究を総括した。研究成果はShima, N. and Kidokoro, T. (eds) "Understanding African Urbanization: Discourse, Representation and Actuality" Center for Sustainable Urban Regeneration, The University of Tokyoにまとめた。
|
Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Research Products
(3 results)