2012 Fiscal Year Annual Research Report
ピタヤのアラビノガラクタンはバイオエタノールの原料となり得るか
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22658010
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
野村 啓一 神戸大学, (連合)農学研究科(研究院), 教授 (60252798)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | ピタヤ / βーガラクトシダーゼ / CAM型光合成 / バイオエタノール |
Research Abstract |
本年度は,種々の糖質加水分解酵素のクローニングを試みた.その結果β-Galactosidaseについて,完全長cDNAを取得することができた.この酵素は,835のアミノ酸残基からなり,N-末端から21残基はシグナルペプチドであると予測された.また,推定アミノ酸配列から,N-末端側にGlucosyl hydrolase family(GHF)35のドメインを,C-末端側にはガラクトース結合性レクチンドメインを有していることが明らかとなった.これに続いて発現形の構築を試みている.もう一つ,endo-β-1,4-glucanseについては,部分配列の取得にとどまったが,これがGHF9に属していることを明らかにした.今後全配列を決定すると共に,その発現形の構築を行う予定である.一方光合成特性の解析については,NADP-Malic enzyme (NADP-ME) に的を絞り,前年推定した2ヶ所の開始コドンの使い分けについて解析した.その結果,一つ目のイントロンを5'UTR領域として使用しているalternative splicingが起こっている可能性が示唆された.この点を確認するため,タンパク質レベルでのN-末端解析を実施している.
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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