2012 Fiscal Year Annual Research Report
住民のヘルスリテラシーに関する評価表の開発と実証研究-地域医療崩壊を防ぐために-
Project/Area Number |
22659129
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
阪本 直人 筑波大学, 医学医療系, 講師 (30529574)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
前野 哲博 筑波大学, 医学医療系, 教授 (40299227)
前野 貴美 筑波大学, 医学医療系, 講師 (80528480)
横谷 省治 筑波大学, 医学医療系, 講師 (70278951)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | ヘルスリテラシー / セルフケア / 健康情報 / ヘルスコミュニケーション / 受療行動 / 健康教育 / 医師不足 / 意思決定 |
Research Abstract |
1、日本ヘルスリテラシー評価表JHLQ(Japan Health Literacy Questionnaire、以下JHLQ)の開発(担当:阪本直人、前野哲博、前野貴美、横谷省治) 前年度より引き続き上記4人が共同してJHLQの開発を行った。前年度に実施したインターネット調査の解析結果を元にJHRQ開発の最終フェーズである質問項目を確定させた。調査対象とする健康問題は、急性疾患の代表としての急性上気道炎、生活習慣病の代表としての糖尿病、そして、健康問題に幅広く影響を及ぼし、社会的にも重要視されているメンタルヘルスの代表としてのうつ病をテーマにした。質問紙票の質問項目は、ヘルスリテラシー(以下HL)を評価するために消費者行動プロセスモデルAISCEAS(アイシーズ)理論なども参考にして情報源の検索、比較、検討のプロセスを重視し、入力・解釈・行動の3部構成のモデルを開発した。さらに昨年度のインターネット調査結果から判明した一般住民の認知状況のうち、医療機関への受療行動に大きく影響しうる質問を加えた。 2、JHLQを用いた本調査の実施(担当:阪本直人、横谷省治) 倫理委委員会の承認を得て、予定通り神栖市における住民健診受診者を対象に8月から9月にかけて実施した。1448人分のアンケートを得ることが出来た。 3、JHLQを用いた調査結果の集計、解析(担当:阪本直人、前野哲博、前野貴美、横谷省治)現在、上記の調査結果を集計し、データの解析を行なっている。得られた知見は、今後国内外の学会での発表、および論文への投稿を予定している。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(3 results)