2011 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
22659237
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
藤堂 省 北海道大学, 医学(系)研究科(研究院), 特任教授 (60136463)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
尾崎 倫孝 北海道大学, 大学院保健科学研究院, 教授 (80256510)
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Keywords | 生体イメージング / 光プローブ / 外科的ストレス / 脂肪肝 |
Research Abstract |
平成23年度繰越挑戦的萌芽研究の繰越分についての研究実績は以下の如くである。 メタボリック症候群(耐糖能異常、脂肪肝、肥満)にあるマウスのモデルを作成し、外科的ストレスを加えることにより、ストレスへの応答不全と全身への影響を生化学的検討および生体イメージング法による検討のための準備を整えた。 前年度より、db/db(ob/ob)マウスをベースとして、脂肪肝、糖尿病肝、インシュリン抵抗性を示した小動物モデルの作成を試みていたが、それに時間を要したため繰越申請をして研究を続けた。繰越期間において、これらの動物モデルの作製に成功し、種々の外科的ストレス(肝切除、肝虚血ストレス、肝臓移植)に対するマーカー分子の反応性の変化を、作成したプローブにより、生体レベルで経時的にモニタリングするとともに、生化学的・分子生物学的な確認をpreliminaryに行なった。これらにより、ストレスにたいする肝の持つ許容能および限界を評価・検討を始めることが可能となった。 また、生体イメージングによる新たな診断法、治療法の開発を研究した。光を利用したイメージングにより、同一個体において、非侵襲的かつ継続的な生体イメージングを行い、慢性的なストレス状態(肥満、脂肪肝、加齢、糖尿病など)に置かれた肝臓の術前ストレスを測定し、それが外科手術の経過に影響を与えるかどうかを検討し、preliminary dataを得ることが出来た。 これらの結果を基にして、平成24年度の研究を進めた。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(5 results)