2012 Fiscal Year Annual Research Report
NCヒドロゲルを用いた自己治癒機能を有する新規高機能性人工血管,人工弁の開発
Project/Area Number |
22659255
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Research Institution | 独立行政法人国立循環器病研究センター |
Principal Investigator |
水野 敏秀 独立行政法人国立循環器病研究センター, 研究所, 室長 (40426515)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | ヒドロゲル / 医療部材 / 生物学的安全性 / 滅菌性 |
Research Abstract |
本年度の研究では,NCゲルを医療部材として実用化するために,ゲルの生物学的安全性および滅菌保存性を検証することを目的とした. 1)細胞毒性試験:V79細胞を用いた細胞毒性試験を医療部材用に調製したNCゲルについて実施し,スクリーニングを行った.結果,NCゲルは細胞毒性試験に対して陰性(適合)であることが明らかとなり,医療部材としての可能性を有することが確認できた. 2)その他の安全性試験:細胞毒性試験でスクリーニングしたNCゲルについて,皮膚感作性試験,皮内反応試験,刺激性試験の安全性試験を実施した.皮膚感作性試験,皮内反応試験,刺激性試験の結果,NCゲルはいずれも陰性(適合)であることを確認した.以上により,ナノコンポジットゲルは医療部材としてクラスIVに相当する医療材料として薬事申請上,必要な安全性試験を全てクリアしていることを確認した. 3)滅菌保存性試験:本研究において,NCゲルにかかる必要なガンマ線照射を行った場合,有機・無機ネットワーク中の高分子鎖の間に化学架橋が形成され、極めて脆いゲルと変化してしまうことが明らかとなった.またEOG滅菌については,使用したEOGガスが長い期間ゲル中に保持され除去されないことから,安全性が担保されず,NCゲルの滅菌法としては不適切であると考えられた.かかる問題に対し,我々は,NCゲルの滅菌についてオートクレーブ滅菌を実施した.NCゲルをオートクレーブ処理滅菌行った結果,指標菌(Bacillus stearothermophilus)を用いた実験で素材の滅菌が完了することを確認した.
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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