2011 Fiscal Year Annual Research Report
色変わりガムを用いた咀嚼能力検査のためのインターネットシステムの構築
Project/Area Number |
22659347
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Research Institution | Tokyo Medical and Dental University |
Principal Investigator |
水口 俊介 東京医科歯科大学, 大学院・医歯学総合研究科, 教授 (30219688)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
金澤 学 東京医科歯科大学, 大学院・医歯学総合研究科, 助教 (80431922)
佐藤 佑介 東京医科歯科大学, 大学院・医歯学総合研究科, 助教 (10451957)
飼馬 祥頼 東京医科歯科大学, 大学院・医歯学総合研究科, 助教 (30401326)
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Keywords | 咀嚼能力評価 / 咀嚼力判定用ガム / カラースケール / インターネットシステム / 自己評価 / モチベーション |
Research Abstract |
本研究で構築するインターネットシステムは、被験者自ら咀嚼能力検査を行いその結果をインターネット上のシステムに入力してもらうことでデータの大量取得を可能とすること、また被験者が入力した結果に対して即座に評価コメントをフィードバックすることで被験者のモチベーション、口腔健康への意識の向上を図るものである。 本年度には以下の研究を行った。まず昨年度に制作したインターネットシステムについて検討を行い、以下の3点について改訂を加えた。1)予め登録された被験者のアカウント情報(年齢、義歯に使用の有無など)から判断して、それぞれの被験者に適した回数で咀噛するよう指示がでるよう設定できるようにしたこと、2)被験者の入力した結果に対するフィードバックコメントの判定基準をアカウント情報ごとに自由に設定できるようにしたこと、3)自らの管理する被験者のデータのみを閲覧することができるような副管理人設定をできるようにしたことである。副管理人は地域保健施設や教育施設での使用を想定している。以上の改訂により、様々な口腔条件の被験者に対してより適した評価を提示できるようになったこと、また本システムの使用の拡大が期待される。 歯科医師、学生、患者の合計15名(19-70歳、平均37.1歳)に改訂したシステムを使用させて、動作検証を行った。各被験者は自分のアカウントを作成し、咀嚼能力評価を自ら行うことができた。入力されたデータは管理画面において確認され、本システムは問題なく動作することが分かった。 以上より、本システムは運用可能なものであると考えられる。今後、広汎なデータの取得、被験者のモチベーション、口腔健康への意識の向上に役立つものと期待される。
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Research Products
(6 results)
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[Presentation] 咀嚼力判定ガムの信頼性について2011
Author(s)
濱洋平, 内田達郎, 金澤学, 山賀栄次郎, 香川知範, 掘江毅, 佐々木好幸, 平岡康隆, 水口俊介
Organizer
日本咀嚼学会第22回学術大会
Place of Presentation
ウインクあいち
Year and Date
2011-10-30
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