2011 Fiscal Year Annual Research Report
大都市・都市部以外に居住する幼児の経皮水分蒸散量(TEWL)の基礎的調査
Project/Area Number |
22659418
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Research Institution | St. Luke's College of Nursing |
Principal Investigator |
小野 智美 聖路加看護大学, 看護学部, 准教授 (70304110)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
眞鍋 裕紀子 聖路加看護大学, 看護学部, 助教 (90407627)
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Keywords | 幼児 / 経表皮水分喪失量 / 角質水分量 / 看護 / 基礎的調査 |
Research Abstract |
本研究の目的は大都市と都市部以外の地区に住む幼児のTEWL(経表皮水分喪失量)とDemographicsを記述し、その特徴や関連要因を探求することである。本研究の2年目にあたる平成23年度は、大都市部と都市部でない地区においてデータ収集を行う予定であった。4月の本学の研究倫理委員会で承認を得て、データ収集する場所として、都市部でない地区を福井県に定めた。福井県内の私立の保育園に研究依頼を行ったが、研究に協力を申し出る施設が見つからなかった。その理由として、新年度になったばかりであり、保育園での子どもたちの生活が安定しないため研究を受け入れることができないという内容であった。そこで、データ収集の時期を少し遅らせることとし、その間調査の準備を行い、5月中旬頃に福井市福祉課に研究依頼を行い、4つの保育園で研究協力を得ることができた。6月と9月にデータ収集を行い、対象者は1回目の調査が281名、2回目の調査が252名であった。予定していた調査対象はクリアできたが、調査の開始が遅れたことや、調査の場所が遠いこともあり、予定していた以上に調査に時間を要したため、都市部以外の地区でのデータ収集が精一杯であった。そのため大都市部での調査は次年度に持越しとした。今回の調査結果については、後期期間に教育活動が続くため、現在時点で分析ができていない。今後は分析を進めつつ、今回の経験を活かして大都市部でのデータ収集を効率的に行っていく必要がある。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
1回目の調査開始が遅れたため、予定していた大都市でのデータ収集ができなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
研究計画の段階で最終年度は調査の予備期間としていたので、最終年度で大都市での調査を行い、後半でアルバイトを雇用してデータ入力を行って分析をすすめていく。
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