2012 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
22700107
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Research Institution | Tokyo Metropolitan University |
Principal Investigator |
藤吉 正明 首都大学東京, システムデザイン研究科, 助教 (20336522)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | コンテンツ・アーカイブ / 情報通信工学 |
Research Abstract |
今年度は,昨年度までの成果をさらに発展させることを中心に研究を遂行した.具体的には,1)非可逆型情報埋め込み法と可逆型情報埋め込み法との組み合わせ,2)関連研究である可逆型情報埋め込み法の洗練,3)可逆型情報埋め込み法の応用,の3点である.1)については,画像に非可逆処理を適用した後に可逆情報埋め込み法を適用することで,視覚的に可逆な情報埋め込み法を検討した.その研究成果の一部は査読付国際会議論文1件として発表した.2)については主として,a.ヒストグラム操作型手法の一般化のための新しい手法に基づく埋込可能情報量の飛躍的な向上,b.ヒストグラム操作型手法のパラメータ記憶不要化のための新しい手法に基づく可逆情報埋込の実用性向上,c.a.,b.を同時に可能とする新しい手法の開発,の3点を実施した.a.の成果の一部,および,b.の成果の一部は,それぞれ査読付国際会議論文1件として公表している.c.の成果の一部は,公表すべく国際会議に投稿し,現在査読中である.3)については,画像を(視覚的に)暗号化した状態で可逆情報埋め込みを適用するセキュアな可逆情報埋め込みのための新しい手法の検討を実施した.成果の公表にあたっては,検討手法が複合的であるため,異なる観点からまとめた論文複数件をそれぞれ異なる国際会議に投稿した.2つの国際会議で採録が決定しており,異なる観点に基づく研究成果の一部をそれぞれ査読付国際会議論文として公表する予定である.
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(10 results)