2011 Fiscal Year Annual Research Report
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22700299
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Research Institution | The Institute of Statistical Mathematics |
Principal Investigator |
庄 建倉 統計数理研究所, モデリング研究系, 准教授 (70465920)
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Keywords | クラスタリンク / 地震予測 / ETASモデル / RTL / PI / ギャンブリング評価法 / 前震 / 荷重・脱荷重応答比理論 |
Research Abstract |
(1)地震クラスタのいろいろの除群方法を総括し、それらの長所と短所を比較し、結果をCORSSAに掲載した。関するソフトウェアはCORSSAのウェブサイト上に公開した。 (2)クラスタリングモデルに基づいて荷重・脱荷重応答比理論の改良。荷重・脱荷重応答比理論は、大地震を予測するために中国地震学者によって開発され、広く使用されている。大震の後に地震クラスタリングは、荷重-脱荷重応答比(LURR)値に大変動を引き起こす。クラスタリングの影響を排除するために、地震活動基準モデルとしてETASモデルをみなすのによって、LURR値について新計算方法を導入した。2008年に中国にWenchuan地震に新方案を応用した。新しいLURR計算方案が原方案よりよいのを示す。結果はTectonophysicsに掲載した。 (3)クラスタリングモデルに比べ、前震の予測力の検証。クラスタリングモデルは、信頼な余震系列の予測できるが、主震の予測技能がまだ検討中である。イタリアとカリフォルニアの地震活動度の前震統計を研究した。結果は、本当のカタログで観測された前震活動は、ETASモデルによって予想されることと同じレベルがあるのを示す。結果はGeophysical Research Lettersに掲載した。 (4)本研究代表者提案した地震予測のギャンブリング評価法でよって,中国地震局の年度予報の成績を計算した。前兆情報を予測に使用されることが判明しているにもかかわらず、中国地震局の年度予報の全体予測性能は、基準モデルとほぼ同じなのを示す。本研究では、予測を向上させるための方法を提供する。結果はTectonophysicsに掲載した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
東北地方太平洋沖の超巨大地震が発生したと他の変更(主に教育と管理のタスク)に伴い、研究の出力は当初計画していた2011年度実施目標とは少し異なった。実施目標より一般的なトピックが研究し、論文が数篇公開された。
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Strategy for Future Research Activity |
最近取得したETASモデルに基づくPIとRTLの初期結果を総括し、研究手法をより広いデータに応用する。クラスタリングモデルに基づいて、残差分析などの手法を利用し、新しい異常識別手法を開発する。追加的な課題として、国際プロジェクトCSEPに呼応して、ギャンブリング評価法を地震活動モデルの予測力の評価システムで実現する。
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Research Products
(25 results)