2012 Fiscal Year Annual Research Report
呼吸筋活動を促通し調整する呼吸トレーニング方法の開発
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22700542
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Research Institution | Saitama Prefectural University |
Principal Investigator |
木戸 聡史 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 助教 (50513214)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 運動療法 / 呼吸 / 振動刺激 |
Research Abstract |
本研究は呼吸機能と全身持久力を改善するための効果的な運動療法の発展を目指すことを目的とし、平成24年度は呼吸を調整するための換気フィードバックシステムの閾値を決定すること、安静状態においてシステムを評価すること、自転車エルゴメータ運動時の換気フィードバックトレーニングの生理学的影響を評価すること、構築したフィードバックシステムと呼吸負荷マスクを併用した呼吸の調整と抵抗が可能なトレーニング方法を構築して評価することを目標として、以下の成果を得た. 1 換気フィードバックシステムの閾値の決定:前年度に制作した換気量計測、筋活動計測、胸郭運動計測、振動刺激提示装置に加えて、換気フィードバックプログラムを製作し、予備実験を行い、最大換気量に対するフィードバック閾値を決定した. 2 1で製作したシステムを健常成人において評価した:健常若年成人の安静状態においてシステム評価を行った.フィードバックトレーニング時には一回換気量の増大、呼吸数の減少がみられ、深くゆっくりとした呼吸が惹起された. 3 自転車運動と換気フィードバックを併用したトレーニングの実施:自転車エルゴメータ運動と換気フィードバックを併用したトレーニングでは、換気フィードバックなしのトレーニングと比べて、1回換気量の増大、呼吸数の減少、呼吸リズムの変化がみられた.また、呼吸リズムにおいては被験者間の差が大きく、換気フィードバックにより、リズム変化が減少するものと、変化が大きくなるものに分かれた. 4 振動刺激装置と呼吸負荷マスクを併用したトレーニングの実施:3のトレーニングにこれまで運動時呼吸負荷トレーニングに用いられている呼吸負荷マスクを併用し、呼吸の調整と抵抗が可能なトレーニングを実施し、健常若年成人において安全面に問題はみられなかった.
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(2 results)