2011 Fiscal Year Annual Research Report
患者中心の作業療法を実践するための作業療法意思決定支援パソコンソフトの開発
Project/Area Number |
22700544
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Research Institution | Kanagawa University of Human Services |
Principal Investigator |
友利 幸之介 神奈川県立保健福祉大学, 講師 (90381681)
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Keywords | ADOC / iPad / 作業療法 / 意思決定 |
Research Abstract |
昨年度は,作業療法の目標設定においてより良い意思決定を支援するためのiPadアプリであるADOC(作業選択意思決定支援ソフト)を開発した(Tomori et al.2011,2012。齋藤ら,2011).ADOCでは,ICFに準拠した95項目のイラストの中から,クライエントと作業療法士がそれぞれの立場でクライエントにとって重要,必要な作業を選出し,両者で納得がいくまで協議しながら決定する.ただし,ADOCはあくまで目標設定の意思決定を支援するためのツールであり,決定された目標を達成するための具体的な方法の選択や考案まで支援するものではない.そこで今年度は,作業を実現した具体的な方法を共有するためのWebサイトを開発した(みんなのリハプラン). Webサイトの概要として,投稿するユーザーはまずユーザー登録を行い,ユーザーはパスワード入力によってログインし,事例情報と作業の実現方法を入力する.個人情報保護に関する規約に同意後,投稿する.投稿された内容を管理者が審査し,承認後に実現方法は公開される,という手順である,登録したユーザーは目的の作業を自由に検索・閲覧することができる。現在(2012.5),このWebサイトは開設に向けて最終調整中である.
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Research Products
(17 results)